19年ぶりになる、インディシリーズ第4弾。

待ち望んでいた人は数知れず。そしてこの私もその一人で、ハリソン・フォードの大ファン!

小学生だった私はインディに出会って、ハリソン・フォードに恋をしました。

その頃の私は、アイドルなんかに見向きもせず(光GENJI全盛期。。)、下敷きにハリソンの写真をいれて毎日眺めては、若い頃に事故で曲がった鼻と、アゴの傷をなぞったものです。

その彼が、インディと一緒に帰ってくる。

2、3年前からささやかれていたインディ復活の噂に、ファンとして待ち焦がれていた反面、60歳を過ぎたハリソンに一抹の不安を抱きつつも、完成された新作の記者会見&ジャパン・プレミアに行ってきました!

ジャパン・プレミア@代々木第一体育館

小雨の中、レッドカーペットに現れたインディご一行様。

ジョージ・ルーカス、ハリソン・フォード、カレン・アレン、フランク・マーシャル(製作)、キャスリーン・ケネディ(製作総指揮)
(残念ながらスピルバーグは、娘さんの卒業式の日程と重なったらしく来日は果たせませんでした)

レッドカーペットで、サインの嵐と報道陣のインタビューに応えた後、インディご一行様は、6000人の観客の大歓声に出迎えられながらステージに登場。初恋の人を待つような気持ちでドキドキしていた私の目の前に(といっても10M以上距離はありましたが)、ハリソン・フォードがはにかみながら現れました。

正直年には勝てないけど、やっぱりかっこいい。。生きててよかった。

ハリソンに見とれながらも、メンバーを見渡すと、びっくりなのがカレン・アレン。第1作目『レイダース』のマドンナだった彼女は、27年のときを経ても、そのままの可愛らしさで登場。女優さんてすごい・・・

一人ひとりの挨拶が始まると、観客の拍手は鳴り止まず、インディの人気の高さと、待ち望んでいたファンの思いが全体を包みこみ、会場は異様な興奮状態と化していました。

司会(襟川クロさん)の、「インディの復活にどんな気持ちですか?」という質問に、すっかり貫禄を増した(特に首回り)巨匠ジョージ・ルーカスが、「インディへの思いを忘れないでいてくれたスタッフとキャスト、さらに素晴らしいアイディアが浮かんだことで完成した。そして、なによりもハリソン・フォードなくして4作目はなかった」と答えると、会場中から沸き起こった歓声と拍手。すると、隣にいたハリソンは笑いながらポケットを探り、お札をとりだしてルーカスにチップ?を渡す、といったお茶目な一面をみせたりして。

さらに、第5作目の予定は?の質問には、ハリソン・フォードは、「足腰が立つ前に早く脚本を作ってくれ」と。

たしかにその通り・・・

そしてとうとう上映開始!

舞台は、3作目「最後の聖戦」で、聖杯の謎を追った1938年から19年後の1957年、米ソ冷戦の真っ只中にあるサウスエスト砂漠。「若い頃のようには動けなくなった」と、お馴染みのインディハットを拾い上げたところから物語は始まります。

詳しいストーリーは明かせませんが、無鉄砲なアクションシーンやムチさばき、手がかりの謎を解く時の楽しそうな顔、大学教授として蝶ネクタイをつけて授業をする姿、飛行機でお馴染みのインディハットを顔にかぶせて一眠りする姿、そして、やっぱり蛇は苦手なところ。ほんとにあの頃のままなんです。

「最後の聖戦」の公開から、誰もが待ち望んだ19年間。その19年と同じ歳月を経た本作は、ルーカスが、この映画は観客のためだけに作った最高のエンターテイメントだ、という通り、あっというまの2時間でした。

そして全編を通して、前三作を彷彿とさせるシーン、アイテム、キャラクターなどいろいろ出てきます。一瞬だったりしますが、製作陣の遊び心がなんだか憎いし、なつかしいし、お宝探しに加わった気分も味わえました。

アクション・シーンも、ハリソン頑張ってます。ムリなところは、今回仲間に加わったシャイア・ラブーが変わりにハッスル。

さらに、実は、今はいえない真実が本編中に満載なのです。

あぁ、 早く公開されて、映画を観た人と、ああだこうだと話をしたい衝動に駆られている私。
公開まであと15日。待ち遠しい日々が続きます。。。早く話したい!

(編成部 サイ)