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PROGRAM/放送作品
遙かなる大地へ
クルーズ夫妻(当時)の共演も見所!夢を持ち開拓時代のアメリカへ渡った男女の苦労と成功の物語
開拓時代の男女のアメリカンドリームを描いた作品。監督は『天使と悪魔』のロン・ハワード。音楽は『E.T.』・ハリポタシリーズのジョン・ウィリアムズ。主演はトム・クルーズ、ニコール・キッドマン。
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COLUMN/コラム2016.01.15
僕が結婚を決めたワケ
シカゴ。ベンチャー企業を営むロニー(ヴィンス・ヴォーン)は「会社が軌道に乗るまでは生活の安定が保証出来ないから」と、長年のガールフレンドのベス(ジェニファー・コネリー)に結婚を切り出せないでいた。しかし共同経営者で親友のニック(ケヴィン・ジェームズ)とその妻ジェニーヴァ(ウィノナ・ライダー)から「早くプロポーズをしないと彼女を失うぞ」と忠告され、ようやくゴールインする決意を固めたのだった。 ところがプロポーズの下見に訪れた植物園で、ロニーはジェニーヴァと年下のイケメン・マッチョ(チャニング・テイタム)の浮気現場を目撃してしまう。おりしも会社は存続の命運がかかったプレゼン準備の真っ最中。小心者のニックに真実を告げたら、仕事に影響が出てしまうことは間違いなしだ。友情と仕事にがんじがらめになったロニーは、ニックに何も言い出せなくなってしまうのだった……。 そんなプロットを持つ『僕が結婚を決めたワケ』の監督が、あの巨匠ロン・ハワードであることを知ったらビックリする映画ファンは多いんじゃないだろうか。しかもハワード、本作をトム・ハンクス主演のダン・ブラウン原作映画第二弾『天使と悪魔』(09年)と男気F1ドラマ『ラッシュ/プライドと友情』(13年)の間に撮っている。わけわかんない! でもよく考えてみればハワードの俳優時代の代表作は『アメリカン・グラフィティ』(73年)やテレビドラマ『ハッピーデイズ』(74〜84年)だったわけだし、監督業に進出してからも、主演を兼ねた『バニシングIN TURBO』(77年)、マイケル・キートンの出世作『ラブ IN ニューヨーク』(82年、キートンがパンツ一丁でニューヨークの街角を歩くシーンは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14年)でオマージュを捧げられた)、そしてトム・ハンクスとの初タッグとなった『スプラッシュ』 (84年)といった初期作品はコメディばかりだった。 一見シリアス一辺倒になっていたように見える近年だって、ジェイソン・ベイトマンやマイケル・セラのブレイク作にもなったカルト・コメディ・シリーズ『ブル~ス一家は大暴走!』(03年〜)をプロデュース、慇懃無礼なトーンのナレーションまで担当して番組の生み出す笑いに貢献している。『僕が結婚を決めたワケ』はハワードにとって異色作ではなく原点回帰作なのだ。 そんなハワードにとっては重要な本作の主演俳優に彼が選んだのがヴィンス・ヴォーンだった。いや、コラボレイターといった方が相応しいかもしれない。というのもこの作品、製作総指揮にはヴォーンも関わっており、彼の過去のプロデュース兼主演作とも作風が似通っているからだ。 ここで、日本ではあまり語られることがないヴィンス・ヴォーンのキャリアを振り返ってみよう。ヴォーンは、70年ミネソタ生まれのシカゴ育ち。俳優デビュー作はアメフト青春映画『ルディ/涙のウイニング・ラン』(93年)だった。この作品の撮影現場で、彼はやはりこれがデビュー作だったジョン・ファヴローと出会って意気投合する。二人は、オーディションに挑戦しては失敗し、酒を飲みながら愚痴を言い合う生活をロサンゼルスで送るようになった。やがてファヴローはヴォーンとの日々を脚本化してスタジオに売り込みをかけ、映画化に成功する。それがファヴロー自ら主演も務めたコメディ『スウィンガーズ』(96年)だった。 この作品で、ファヴローの親友役を実生活そのままに演じたヴォーンは大ブレイク。精悍なルックスが買われて、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97年)やリメイク版『サイコ』(98年)に出演。ジェニファー・ロペスと共演したSFXスリラー『ザ・セル 』(00年)は全米ナンバーワンに輝くなど、スター街道を駆け上がっていった。 当時の彼の呼び名は何と<ネクスト・マーロン・ブランド>! だが多くの俳優にとっては勲章のように感じられる呼び名は、ヴォーンにとっては嬉しくも何ともないものだった。むしろ<友情に厚いお気楽男<役でブレイクしたのに、ルックスばかりが騒がれて場違いな場所に来てしまったと思っていたに違いない。そんなところに救いの神が現れた。ベン・スティラーである。スティラー演じる主人公の兄役を演じた『ズーランダー』(01年)をきっかけに、彼はスティラー率いる俳優集団、所謂「フラットパック」との共演を繰り返し、コメディ映画に専念するようになっていった。 ルーク・ウィルソンやウィル・フェレルと共演した『アダルト♂スクール』(02年)、スティラーと共演した『ドッジボール』(04年)、そしてオーウェン・ウィルソンと組んだ『ウェディング・クラッシャーズ』(05年)といった大ヒット作でのヴィンス・ヴォーンのキャラクターは常に一貫している。それは<一見イイ加減だけど、恋愛よりも友情を選ぶ熱い男>だ。この頃急激に太ってしまい、女性ファンの多くを失ってしまったヴォーンだが、それ以上に同性からの圧倒的な支持を獲得。ヴォーンは一躍コメディ・スターの仲間入りをしたのだった。 そんなヴォーンが、プロデュースを兼務する形で発表した一連の主演作は、より同性のファンに向けて作られている。ジェニファー・アニストン演じる恋人と破局に至っていくまでを淡々と描いた『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』(06年)、ヴォーンとリース・ウィザースプーン扮する夫婦がそれぞれの離婚した両親の家をクリスマスの日に巡り歩きながら人間関係に永遠など存在しないことを悟っていく『フォー・クリスマス』(08年)、大物監督になった旧友ジョン・ファヴローと共同で脚本も手がけた夫婦和合セミナーがテーマの『カップルズ・リトリート』(09年)、そして精子バンクに登録していたせいで独身でありながら何百人もの子どもの父親になっていたことを主人公が知る『人生、サイコー!』(13年)。どの作品も、男女関係を男の視点から本音で語ったビターなコメディばかりだ。 「自分勝手」「女性のことを分かっていない」そんな批判を受けてもヴォーンの視点は一切ブレない。作品の舞台の多くが今なお彼が暮らす地元シカゴ(ハリウッド・スターでロサンゼルスでもニューヨークでもない街に住んでいるのはとても珍しい)であることは、こうした作品のヴィジョンがヴォーン本人から生まれたものであることを象徴している。そんな側面からも『僕が結婚を決めたワケ』がロン・ハワードの監督作であると同時にヴィンス・ヴォーンの作品だということが、映画を観ると分かってもらえると思う。 最後に本作でヴォーンの<相手役>に扮したケヴィン・ジェームズについても触れておきたい。65年ニューヨーク生まれの彼はスタンダップ・コメディアンとしての活動を経て、シットコム『The King of Queens』(98〜07年)でブレイク。親友のアダム・サンドラーとは『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』(07年)や『アダルトボーイズ青春白書』(10年)、『ピクセル』(15年)などで再三共演しており、『モール★コップ』(09年)に始まる主演映画は全てサンドラー製作である。 ベン・スティラーとアダム・サンドラー自体は古くからの友人なのだが、それぞれがあまりにビッグだからか、二つの派閥が絡むことはあまり無い。そういった意味でも本作は画期的な作品である。これをきっかけに今後、色々な組み合せの共演作が実現することを期待したいものだ。
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バックマン家の人々
『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督がおくる、笑いと哀愁のあったかホームドラマ
子育て問題を中心にアメリカ中流家庭の日常を切り取ったドラマ。俳優出身で『バックドラフト』『アポロ13』など大作を手掛けたロン・ハワード監督による、役と役者の個性を活かす配役が、ドラマをより面白くしている
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アメリカン・グラフィティ
ジョージ・ルーカスが50'sの名曲に乗せて軽やかに描く、アメリカ青春映画のバイブル!
新人監督だったジョージ・ルーカスが50'sの名曲に乗せて描く、アメリカ青春映画の原点と言える作品。同じく無名だったハリソン・フォードや、後に『アポロ13』などの監督として活躍するロン・ハワードらが出演。
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アポロ13
爆発事故に見舞われたアポロ13号の奇跡の生還をトム・ハンクス主演で描く感動の人間ドラマ
月面探査機アポロ13号の奇跡的な生還を、実話を元に描く感動の人間ドラマ。監督は『バックドラフト』『ダ・ヴィンチ・コード』などを手がけたヒットメーカーのロン・ハワード。
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PROGRAM/放送作品
スパイクス・ギャング
道を踏み外した田舎少年たちと老ギャングの愛憎を描く異色のニューシネマ・ウエスタン
『ミクロの決死圏』、『トラ・トラ・トラ!』のフライシャー監督による西部劇。無法者スパイクス役に『特攻大作戦』のリー・マーヴィン。レス少年役は『インフェルノ』など現在は監督として活躍するロン・ハワード。
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PROGRAM/放送作品
ノーマンズ・ランド
ポルシェ好きには堪らない!高級車窃盗団に潜入した刑事と車泥棒との友情と対決を描くカーアクション
『バックドラフト』、『アポロ13』の監督ロン・ハワードが製作総指揮を務めたカーアクション。チャーリー・シーン演じる窃盗団のボスと潜入警官の友情という設定は、まさに元祖『ワイルド・スピード』?
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PROGRAM/放送作品
バックドラフト
『アポロ13』のロン・ハワード監督が炎と戦う消防士兄弟の熱き姿を描く、感動のヒューマン・ドラマ
命を賭けて炎と戦う消防士兄弟の姿を、大迫力の火災シーンを交えながら描くヒューマン・ドラマ。監督は『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のロン・ハワード。
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PROGRAM/放送作品
(吹)バックドラフト
ヒットメイカー、ロン・ハワード監督が炎と戦う消防士兄弟の熱き姿を描く、感動のヒューマン・ドラマ。
命を賭けて炎と戦う消防士兄弟の姿を、大迫力の火災シーンを交えながら描くヒューマン・ドラマ。監督は『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロン・ハワード。カート・ラッセル、ロバート・デ・ニーロら豪華キャストが出演。
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PROGRAM/放送作品
ヴィレッジ
ここは楽園か?それとも呪われた地か?『シックス・センス』のシャマラン監督が贈る禁断のスリラー!
『シックス・センス』の鬼才M・ナイト・シャマランが、森に隔絶された小さな村を描いた禁断のスリラー。主演は、ロン・ハワード監督の娘ブライス・ダラス・ハワードと、『サイン』のホアキン・フェニックス。