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PROGRAM/放送作品
アラモ(2004)
勝利、さもなくば死を!アメリカの英雄が集結した激戦地、アラモ砦!魂をゆさぶる戦争西部劇!
いつの時代も米国人の魂を揺さぶる英雄物語、アラモ砦の戦い。かつてジョン・ウェインが全身全霊をかけて映画化した超大作から40年以上の歳月を経て、21世紀の米映画界が再映画化に挑んだ、戦争西部劇巨編!
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COLUMN/コラム2016.10.08
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2016年11月】うず潮
元米大統領ビル・クリントンの選挙戦をモデルにした、ベストセラー小説「プライマリー☆カラーズ 小説大統領選」を『心の旅』の監督マイク・ニコルズが映画化。天才的な握手と笑顔を武器に選挙戦に臨む州知事とその妻、スタッフたちの奮闘ぶりを描く政治コメディ。女たらしの州知事を男の色気たっぷりにジョン・トラヴォルタが演じ、政治家の妻の表裏をエマ・トンプソンがシニカルに好演。選挙中に発覚するスキャンダルを揉み消す敏腕スタッフ役のキャシー・ベイツの怪演ぶりはお見事の一言。 ここまでやる?と思わずつぶやいてしまう、米大統領選の過酷な舞台裏を垣間見られる作品なので、米大統領選真っ只中の11月に是非見てほしい1本。また、ザ・シネマでは、ケネディが暗殺された11/22に、この事件をテーマにした『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』も放送します。こちらも是非ご覧ください。 ©TOHO-TOWA
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PROGRAM/放送作品
サム・ペキンパーの西部:ハリウッドを裏切った男
西部劇最後の巨匠で現代アクション映画のパイオニア、サム・ペキンパー監督に迫るドキュメンタリー
凄まじい暴力描写に満ちた、男臭いアクションを撮り続けたサム・ペキンハー監督のバイオグラフィと、彼に影響を受けたハリウッドの有名俳優たちや、身内、関係者、評論化らの証言で構成されたドキュメンタリー。
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COLUMN/コラム2009.08.21
男たちの誇りが、テキサスを変える。『アラモ』
「アラモの戦い」はアメリカ人が米国史を語る上で欠かせない出来事だという。それは、テキサス革命における激戦の一つだ。1835年に始まったテキサス革命とは、メキシコの一州(これが後のテキサス共和国となり、さらに後にアメリカ合衆国の一州となる)が、当時のメキシコのサンタ・アナ大統領による独裁体制下から独立を果たそうとして起こした戦争のことをさす。この革命には有名な2つの戦いがある。負け戦となった「アラモの戦い」と、「サンジャシントの戦い」と呼ばれる勝利戦だ。今回放送する『アラモ』では、タイトル通り、「アラモの戦い」の描写が映画全体の約8割を占めている。単純に考えれば勝利戦「サンジャシントの戦い」の方を描きそうなものだが、テキサス革命においては、この敗北がなければ独立できなかったという点で、「アラモの戦い」の方が象徴となっているのである。映画『アラモ』には、魅力的なリーダーが4人登場する。 ■ジム・ボウイ ジム・ボウイは、有名な“ボウイナイフ”にその名を留めることになるほどの、ナイフの名手。情熱的で自由な心を持ち、優しい人柄も評判だった。 ■ウィリアム・トラヴィス ウィリアム・トラヴィスは、中佐に就任したばかりの青年で、後に病にかかるボウイに代わり、軍の指揮を任される。短気で反抗心が強い性格ゆえ部下に疎まれるが、次第に立派な指揮官へと成長してゆく。 ■デイヴィ・クロケット デイヴィ・クロケットは元下院議員。頭が良く、ボウイ同様に軍の仲間に頼りにされる存在。残念ながら彼らは「アラモの戦い」で戦死するが、それはある意味で当然のことだった。なぜならメキシコ軍1,600人に対してテキサス軍はわずか200人弱。誰が見ても劣勢な戦いに彼らは挑んだのだ。 ■サム・ヒューストン そして、4人目のリーダーが、サム・ヒューストン将軍である。「サンジャシントの戦い」で、メキシコに比べて少ない兵力にもかかわらず、彼に率いられたテキサス軍は見事勝利をおさめることになるのだ。「アラモの戦い」がテキサス軍を奮い立たせたことは間違いない。それは独立をまさに勝ち取ろうとするとき、ヒューストン将軍が叫んだ「アラモを忘れるな!」という名ゼリフにも現れている。「アラモの戦い」がテキサス軍を奮い立たせたことは間違いない。それは独立をまさに勝ち取ろうとするとき、ヒューストン将軍が叫んだ「アラモを忘れるな!」という名ゼリフにも現れている。ちなみに現在のテキサス州ヒューストンの地名は、この一言で歴史上の人物となった彼の名に由来している。さて、この、映画にするには持って来いの歴史の一幕。最新作は2004年制作だが、1960年にも映画化されている。 1960年版『アラモ』で監督・製作を務め、さらには主役のクロケットを演じたのがジョン・ウェイン。西部劇を代表する大スターがいかに情熱をかけたかは、その熱演ぶりを観ればわかる。2004年版『アラモ』でビリー・ボブ・ソーントンが演じたクロケットは硬派だったが、ジョン・ウェインはそれよりも幾分か軟派な印象。笑顔も多く、パーティで喧嘩をふっかけられ、殴っても殴られてもニコニコしている。この、なんとも憎めないクロケットの人物像にスポットライトを当てているのも、旧『アラモ』の特徴のひとつだ。だけど私は、個人的には2004年ビリー・ボブ版クロケットも捨てがたい。冒頭からカッコイイ〜と見とれていたクロケットが、最後にもばっちりキメてくれるから。彼が戦死する間際のシーンが、とても印象的なのだ。サンタ・アナに捕らえられてしまい、命を奪われるのも時間の問題、というその時。格好良い彼が「覚えてろよ、コノヤロウ!」なんてダサい台詞を吐くはずもない。「忘れるな。俺は...叫ぶ男だ」「うぁぁぁぁぁーーーーーっ」クロケットが叫ぶ。命尽きる直前に「叫ぶ」なんて、予想もしなかった。暴力を振るうでもなく、黙っているわけでもなく、命尽きる前の叫びが、世界に響く瞬間。鳥肌が立つほど痺れた。あの数秒間が2004年版『アラモ』のベストシーンと言って過言ではない。そのシーンは見ていただくとして、男たちの「誇り」。それが、この新旧『アラモ』に共通した、一貫したテーマではないだろうか。『アラモ』の4人のリーダーたちを突き動かしたのは「誇り」にほかならない。私は、そこにはやはり、なんとも形容できない美しさがあると感じてしまう。メキシコで、アメリカ人(正確にはアメリカ系メキシコ人)が独裁者に弾圧されている。彼らの心にある、アメリカ人であることの「誇り」が、怒りに火をつけ、ある者はテキサスで蜂起し、またある者ははるばるアメリカ本国からはるかメキシコのアラモまで救援にやって来たのだ。私ごとながら、在日韓国人の私は、幼い頃から「自分の民族に誇りを持ちなさい」と言われ続けて育った。しかし、ほぼ訪れたことのない土地や、ルーツや、文化を誇りに思えだなんて、いまだに妙だとしか思えない。むしろ日本の素晴らしいところの方が詳しく話せる自信がある。特に日本文化への愛着は、無意識に染みついているものだ。でも、それを誇るって、難しい。これを読む皆さんが「これが私の誇り」と言えることは、何だろう? 仕事や家族などさまざまな「誇り」があると思う。私の「誇り」のひとつは友達だ。とことんマイペースな私をいつも慕ってくれる友人達は、誇りであり、大切なものだ。だけど、国や民族を「誇り」に思える何かは、まだ見つからない。籍がどうこうじゃなく、韓国にせよ、日本にせよ、私が国だとか民族だとかに「誇り」を持てるようになるには、しばらく時間がかかりそうだ。■( 韓 奈侑) 『アラモ(1960)』© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC. ALL RIGHTS RESERVED『アラモ(2004)』© Touchstone Pictures. All rights reserved
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PROGRAM/放送作品
バーバー
ふとしたことから人生を転落していく男を滑稽に、ドライに、美しく描いたシュールな悲喜劇
『ファーゴ』『ノーカントリー』のコーエン兄弟による初の全編モノクロ作品。主演は『チョコレート』のビリー・ボブ・ソーントン、妻のドリス役はコーエン作品に欠かせないフランシス・マクドーマンド。
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PROGRAM/放送作品
トラブル・バウンド/復讐の銃弾
ツキまくっていた男が、ワケあり女を拾ったせいで生命の危険に。逃避行ものクライム・サスペンス
『キル・ビル』での落ちぶれた殺し屋役がなんとも良い味を出していたマイケル・マドセンが、同作にも通じるカッコいい不良中年役を好演した、男女の逃避行ものクライム・サスペンス。
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PROGRAM/放送作品
がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン
主演ビリー・ボブ・ソーントン、チーム再生のために大奮闘する元メジャーリーガーの物語
76年公開の「がんばれ!ベアーズ」のリメイク作品。おちこぼれの元メジャーリーガーを演じるのは、ビリー・ボブ・ソートン。果たして主人公は少年野球チームを立て直すことができるのか。
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PROGRAM/放送作品
すべての美しい馬
個性派俳優ビリー・ボブ・ソーントンがメガホンを握る、マット・デイモン主演、雄大自然を舞台にした青春ドラマ
俳優ビリー・ボブ・ソーントンが監督第2作に選んだ題材は、現代アメリカ文学の大御所コーマック・マッカーシーの名作小説。原作の詩的な文章をそのまま映像化した様な、雄大な自然描写が素晴らしい。
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PROGRAM/放送作品
パーフェクト・カップル
米大統領選出馬の州知事はスキャンダルの宝庫?州知事とその妻、スタッフたちの奮闘ぶりを描く政治コメディ
ビル・クリントン元米国大統領をモデルにした小説「プライマリー☆カラーズ 小説大統領選」を、名匠マイク・ニコルズがコミカルなタッチで映画化。誰からも好かれる女たらしの政治家をジョン・トラヴォルタが好演。
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PROGRAM/放送作品
バンディッツ(2001)
誰も傷つけない銀行強盗コンビが思わぬ三角関係に…3大スターが危険な恋と犯罪を魅せる痛快コメディ
『レインマン』のオスカー監督バリー・レヴィンソンが、スマートな犯罪劇と大人のロマンスをスタイリッシュに織りなす。正反対な性格の銀行強盗犯コンビの間で揺れる魔性の主婦をケイト・ブランシェットが好演。