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PROGRAM/放送作品
めぐり逢う大地
ゴールドラッシュ時代を舞台に、宿命的なめぐり逢いを果たした5人を描く壮大な人間ドラマ
ミラ・ジョヴォヴィッチ、ナスターシャ・キンスキーら豪華キャスト共演の文芸ドラマ。『日陰のふたり』で見事英国の文豪トマス・ハーディの作品を映画化したマイケル・ウィンターボトムが、再度ハーディ原作に挑む。
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COLUMN/コラム2012.10.29
2012年11月のシネマ・ソムリエ
■11月3日『パリ、テキサス』 カンヌ国際映画祭パルムドールに輝くヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー。記憶を失い、アメリカ西部をさまよう男を主人公にした家族の断絶と再生の物語だ。放浪の主人公が目ざしていたのは、劇中には登場しないテキサス州パリという実在の町。主人公の孤独を表す荒野の風景、ライ・クーダーの哀愁のギター音楽が心に残る。主人公と息子の微笑ましい交流シーンに加え、観る者の目を奪うのは妻役のナスターシャ・キンスキー。マジックミラーを用いたクライマックスは忘れえぬ名場面である。 ■11月10日『ベルリン・天使の詩』 『パリ、テキサス』と並ぶ名匠ヴィム・ヴェンダースの代表作。東西冷戦末期のベルリンを舞台に、下界の営みを見つめる天使たちの姿を描いたファンタジーである。人間界への憧れを抱く天使ダミエルの心の移り変わりに沿って、白黒からカラーへ移行していく夢幻的な映像美。フランスの名手アンリ・アルカンによる撮影が絶品だ。天使とサーカスの舞姫との愛のドラマに宿ったロマンティシズムも本作の魅力。『刑事コロンボ』でおなじみのピーター・フォークの味わい深い助演もお見逃しなく! ■11月17日『マリリンとアインシュタイン』 マリリン・モンローなど1950年代のアメリカを象徴する4人の歴史的な有名人を模したキャラクターが登場。彼女らの人生が交錯する架空の一夜を映画化した異色作だ。ホテルの一室を舞台にしたシュールなディスカッション劇。『赤い影』などの映像派の鬼才ニコラス・ローグらしい視覚的ギミックやファンタジーがアクセントを添える。アインシュタイン博士を翻弄するモンロー役はローグ監督の夫人テレサ・ラッセル。“無意味”という原題にふさわしいラスト・シーンの大爆発スペクタクルに息をのむ。 ■11月24日『ローズ・イン・タイランド』 テリー・ギリアム版「不思議の国のアリス」というべきファンタジー。ジャンキーの父親の突然死によって、草原の一軒家に取り残された少女の悪夢的な冒険を映し出す。頭だけのバービー人形、草原の下に出現する海など、ギリアム監督ならではの美しくもグロテスクなイメージが噴出。少女の空想が現実をのみ込んでいく、そのスリル!ギリアムの少女愛を感じさせる小さなヒロイン役は「サイレントヒル」のジョデル・フェルランド。朽ち果てゆく死体に扮したジェフ・ブリッジスの怪演も見逃せない。 『パリ、テキサス』© 1984 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH, ARGOS FILMS S.A. and CHRIS SIEVERNICH, PRO-JECT FILMPRODUKTION IM FILMVERLAG DER AUTOREN GMBH & CO. KG 『ベルリン・天使の詩』© 1987 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH and ARGOS FILMS S.A. 『マリリンとアインシュタイン』COPYRIGHT © MCML XXX? ZENITH PRODUCTIONS LIMITED ALL RIGHTS RESERVED 『ローズ・イン・タイドランド』©2005 Recorded Picture Company and Capri Tideland Inc.
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PROGRAM/放送作品
レボリューション・めぐり逢い
少年兵となった息子を守るため独立戦争に志願した男をアル・パチーノが好演する、感動の史劇大作
圧政から自由を勝ち取るための戦争に、父と子が求めた別々のものとは何か?子を思う人の親の逞しい姿をアル・パチーノが好演した史劇ドラマ。『炎のランナー』の寡作なヒュー・ハドソン監督作。
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COLUMN/コラム2012.10.29
2012年11月のシネマ・ソムリエ
■11月3日『パリ、テキサス』 カンヌ国際映画祭パルムドールに輝くヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー。記憶を失い、アメリカ西部をさまよう男を主人公にした家族の断絶と再生の物語だ。放浪の主人公が目ざしていたのは、劇中には登場しないテキサス州パリという実在の町。主人公の孤独を表す荒野の風景、ライ・クーダーの哀愁のギター音楽が心に残る。主人公と息子の微笑ましい交流シーンに加え、観る者の目を奪うのは妻役のナスターシャ・キンスキー。マジックミラーを用いたクライマックスは忘れえぬ名場面である。 ■11月10日『ベルリン・天使の詩』
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テス
アカデミー賞監督ロマン・ポランスキーが描く波乱万丈の女一代記。重厚な史劇の薫り漂う文芸映画
『戦場のピアニスト』でアカデミー監督賞、カンヌでパルムドールを受賞しているポランスキー監督がトマス・ハーディ原作の小説を映像化。ナスターシャ・キンスキーが19世紀に生きた女性の一代記を熱演する。
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太陽は夜も輝く
トルストイの自伝的作品を題材にパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟が描く傑作人間ドラマ
18世紀のイタリアを舞台に、俗世を捨て信仰の世界で生きることを決めた主人公を通して人生の意味と希望を深く追求したタヴィアーニ兄弟の名作。『眺めのいい部屋』の英国俳優ジュリアン・サンズ主演の文芸ロマン。
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まわり道
ゲーテの青春小説をヴェンダースが翻案。作家を志す若者のモラトリアムな彷徨を紡ぎ上げたロードムービー
ヴィム・ヴェンダース監督が『都会のアリス』に続いて撮り上げた“ロードムービー3部作”の第2作。ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」を現代に翻案し、さまよえる若者の孤独を寂寥感漂うムードで描く。
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PROGRAM/放送作品
パリ、テキサス
その男はなぜ荒野の放浪者になったのか? ヴィム・ヴェンダースの名を世界に知らしめた傑作ロードムービー
カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたヴィム・ヴェンダースの代表作。雄大なテキサスの風景とライ・クーダーが奏でる哀愁のギター音楽をバックに、記憶喪失の放浪者となった男の孤独、失われた愛の行方を映し出す。
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PROGRAM/放送作品
ターミナル・ベロシティ
決死のスカイ・アクションと陰謀を巡る謎がスリリングに交錯!巻き込まれ型サスペンスの快作
地上1万5000フィートから落下する車内での格闘など、手に汗握るスカイ・アクション。『逃亡者』の脚本家デヴィッド・トゥーヒーがヒッチコック映画を彷彿とさせる巻き込まれ型サスペンスを紡ぎ出す。
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PROGRAM/放送作品
ワン・フロム・ザ・ハート[レストア・バージョン]
フランシス・フォード・コッポラがフルスタジオセット撮影、最先端技術などを駆使した意欲的なミュージカル
ラスベガスを舞台に3人の男女の恋と別離を描くミュージカル。コッポラ監督がミュージカルに挑んだ意欲作で全編スタジオセットでの撮影。当時最先端の技術を駆使した映像は必見。監督が再編集を施したバージョン。