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PROGRAM/放送作品
ピクニック
夏の終わりに待っていた運命の出会い…、ウィリアム・ホールデン、キム・ノヴァク共演の青春映画
ブロードウェイでロングランを記録した舞台劇の映画化作品。主演は『慕情』のウィリアム・ホールデンと、『めまい』のキム・ノヴァク。丁寧な心理描写が情緒を醸し出す、美しい青春ロマンス。
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COLUMN/コラム2018.06.01
車椅子のヒロインを襲う○○!ネタバレ厳禁のシチュエーション・ホラー!『恐怖』
あまりにもシンプルでモロなタイトルのホラー映画です。ヒロインは20代の女性で、脚が不自由で車椅子を使っています。離婚して離れ離れになった父に会うため、フランスの高級避暑地リヴィエラにやってきます。父の邸宅は後妻が仕切ってるんですけど、肝心の父がいない。そのうちにどんどんどんどん恐ろしいことが起こっていく。何が起こるかは話せません。秘密なんです。この映画のポスターは悲鳴を上げるヒロインの顔写真だけで、「このスチール以外の宣伝素材は発表を許されておりません!」と書いてあります。しかも映画館の従業員向けに「この映画の結末については決して口外しないように」という注意書きまであります。これは、その前年に大ヒットした、ヒッチコックの『サイコ』と同じ宣伝方式なんです。おかげで『恐怖』はアメリカで、コロムビア映画の年間ベスト5に入る大ヒットになりました。 『恐怖』のもうひとつのポイントは、ヒロインが車椅子でしか動くことができないこと。つまり、思うように逃げられないわけです。この『恐怖』の後、『何がジェーンに起ったか?』(62年)や『不意打ち』(64年)など、脚が不自由なヒロインを使ったホラー・サスペンスがいくつも作られました。しかも、ヒロインを演じるスーザン・ストラスバーグの少女のような不思議な存在感。『バニー・レーク〜』のキャロル・リンレーもそうですが、少女のように見えるんですね。他には『反撥』(64年)のカトリーヌ・ドヌーヴとか『ローズマリーの赤ちゃん』(68年)のミア・ファローもそうですが、精神的に成長しそこなったような女性たちをヒロインにした一連のホラー映画がありまして、「ニューロティック・ホラー」と呼ばれました。「ニューロティック」というのは「ノイローゼ的」という意味なんですけど、つまり現実の恐怖なのか、ヒロインの妄想なのか観客が判別できないわけです。 4つ目のポイントは共演のクリストファー・リーです。『恐怖』はイギリスのハマー・プロの製作で、当時、クリストファー・リー主演のフランケンシュタインやドラキュラもので大人気でした。だからリーが出てくると観客は当然、恐ろしいことを期待するわけですが……みなさんも驚愕のクライマックスをお楽しみに!■ (談/町山智浩) MORE★INFO. TVの登場によって大きく興収力を失った映画界に、衝撃と大ヒットをもたらした『サイコ』(60年)の登場は、それまでハリウッド・メジャーが気にもかけなかった“ホラー”というジャンルに一躍注目を集めた。本作もその影響下の1本で、製作は英国のホラーの老舗製作会社「ハマー・プロ」。『フランケンシュタインの逆襲』(57年)と『吸血鬼ドラキュラ』(59年)というハマーの2大シリーズの中心的クリエイターだったジミー・サングスターが本作の製作と脚本を担当。ジェラール医師役のクリストファー・リーはとあるインタビューで「本作は、私が知るこれまでに作られたハマー映画で最高の1本だった」と述べたという。2013年に、J・A・バヨナ監督(『永遠のこどもたち』〈07年〉)によるリメイクが発表されたが、未だに実現されていない。 TASTE OF FEAR(SCREAM OF FEAR)/61年英/監:セス・ホルト/製・脚:ジミー・サングスター/出:スーザン・ストラスバーグ、クリストファー・リー、アン・トッド/82分/© 1961, renewed 1989 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
恐怖【町山智浩撰】
町山智浩推薦。父は継母に殺されたのか?娘の疑心暗鬼を巧みに描く、知られざる英国産ドンデン返しスリラー
町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。公開時ポスターは叫ぶ主人公の顔。配給元が「ネタバレになるため写真はこれのみ。ちゃんと頭から鑑賞せよ」と観客に異例の注文を付けた究極のドンデン返し映画。
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PROGRAM/放送作品
ゼロ地帯
[PG12相当]ナチス収容所の悲惨な実態が明かされる!ユダヤ人少女の過酷な運命を描く傑作戦争ドラマ
『アルジェの戦い』で一躍知られたジッロ・ポンテコルヴォ監督が、アカデミー外国語映画賞候補に選ばれた長編第2作。ナチス収容所の過酷な実態をドキュメンタリー・タッチで克明に描き、見る者を震撼させる。