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PROGRAM/放送作品
沈黙の戦艦
[R-15]核兵器搭載の戦艦がテロリストに乗っ取られた!スティーヴン・セガール主演の海上アクション
スティーヴン・セガールが製作・主演を務めた海上アクション。『刑事ニコ/法の死角』でもセガールと組んだアンドリュー・デイヴィスが監督を務め、本作のヒットを受け「沈黙」シリーズがスタートすることとなる。
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COLUMN/コラム2017.08.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2017年9月】キャロル
マーシャル・アーティスト(武道俳優)といえば、ブルース・リー、チャック・ノリス、ジャン・クロード=ヴァン・ダムらのような空手やテコンドーの使い手が主流のハリウッド。その中でもひとり合気道をメインにしたミックス・マーシャル・アーツの信念を貫き、独自のスタイルを確立させたスティーヴン・セガールは、65才を過ぎた今も年数本に出演するペースで現役真っ盛りに活躍しています。不思議なことに、彼のキャリア最高傑作とも称される1992年の『沈黙の戦艦(原題:UNDER SIEGE)』が大ヒットして以降、日本に配給されるセガール作品にはことごとく『沈黙の○○』という邦題が付けられています。チョイ役の作品でも『沈黙~』の冠が堂々と付けられ、DVDのジャケ写ではまるで主役級の扱いなんてことも。そして何を隠そう、本作『沈黙のSHINGEKI/進撃』がまさにそれ。正直に申し上げて、セガールの登場シーンは殆どありません!ハッハー!実にザンネーン!なのですが、それでもキャストが地味に豪華(!)なところが救いのポイント。主演は『CSI:科学捜査班』でおなじみのジョージ・イーズ。新シリーズ『MACGYVER/マクガイバー』で主人公の相棒役に抜擢され、今後ブレイクの予感も!ヒロインには、『新ビバリーヒルズ青春白書』で一躍時のひととなったアナリン・マコード。スーパーボディの彼女が夜のプールでスッポンポン!お色気シーンは美しすぎて男女問わず必見です。そして極めつけは2016年公開『ドント・ブリーズ』で盲目の老人役が記憶に新しいスティーヴン・ラング。強面を活かした役が多い彼ですが、本作でも謎に包まれた男の独特の“怖さ”を、ベテラン俳優ならではの巧みな演技で魅せています。 セガール全開ムービーを期待するとガッカリなところがあるかもしれませんが(笑)、ブレイク必至のライジング・スターたちの好演を観るのもまた一興。9月のザ・シネマで是非お楽しみ下さい。■ (C) MMXIV AMJ Productions, LLC All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
暴走特急
『沈黙の戦艦』の最強料理人ケイシー・ライバックが再び大活躍。喧嘩番長セガールの代表作アクション
『沈黙の戦艦』で軍艦シージャック犯を壊滅させた最強料理人が、今度は豪華列車を乗っ取ったハイテク・テロ集団と対決。セガールの無敵のアクション・シーンがてんこ盛りで、最後まで息つく暇がない。
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COLUMN/コラム2014.10.04
エンドロールが最大の見どころ!? 『DEGNEKI 電撃』『ブラック・ダイヤモンド』
ひとつはタランティーノが様々な場所で80年代~90年代の香港アクション映画を再評価することで、ハリウッドに多くの香港映画人が参入したこと。この流れの中で『ラッシュアワー』(98年)でジャッキー・チェンが本格的にハリウッドに再進出するきっかけを作り、チョウ・ユンファが当時のタランティーノの恋人であるミラ・ソルヴィーノと共演する形で『リプレイスメント・キラーズ』(98年)でハリウッド進出を果たした。そしてジェット・リーは『リーサル・ウェポン4』(98年)での強烈な悪役で世界デビューを果たし、世界中から絶賛されている。 そしてもうひとつは、タランティーノ自身の監督作である『ジャッキー・ブラウン』(97年)によって、70年代のブラックスプロイテーション映画のテイストを現代に甦らせたことだ。この影響下でジョン・シングルトン監督、サミュエル・L・ジャクソン主演で『黒いジャガー』(71年)のリメイク作『シャフト』(00年)が公開されてスマッシュヒットを飛ばし、70年代ブラックスプロイテーション映画パロディの集大成となる『アンダーカバー・ブラザー』(02年)のような作品が登場した。 こうした香港アクションとネオ・ブラックスプロイテーションという流れが融合したのが、本稿で取り上げる『DENGEKI 電撃』(01年)と『ブラック・ダイヤモンド』(03年)に、『ロミオ・マスト・ダイ』(00年)を加えたアンジェイ・バートコウィアク監督によるヒップホップ・カンフー映画三部作と呼ばれる作品群となる。 本シリーズの第一弾『ロミオ・マスト・ダイ』は、『リーサル・ウェポン』(87年)『ダイ・ハード』(88年)『マトリックス』(99年)といったメガヒットアクション映画を連発する名プロデューサーのジョエル・シルバーが、『リーサル・ウェポン4』で撮影監督を務めたバートコウィアクの監督デビュー作として、同作に出演したジェット・リーのハリウッド映画主演デビュー作をあてがう形で実現した作品。『ロミオ・マスト・ダイ』は、本作出演後に飛行機事故で急逝した歌姫アリーヤの初映画出演作であり、人気ラッパーのDMXもこの作品で本格的に俳優業に乗り出すことになるきっかけとなった作品でもある。 この流行り物を先取りし、初物尽くしでフレッシュなメンツで制作された『ロミオ・マスト・ダイ』は、アメリカをはじめとする全世界で大ヒットを記録。2500万ドルで制作されて、興行収入9100万ドルというメガヒット作となった。 この映画で俳優としての実力を認められたDMXを準主演とし、前作のスタッフを継承した上で、スティーヴン・セガールを主演に据えて制作されたのが『DENGEKI 電撃』である。 正義感の強すぎる刑事ボイドは、副大統領を狙うテロリストを撃退するも、副大統領を川に突き落としたために、犯罪多発地帯である15分署に左遷させられてしまう。さらにドラッグ密売現場で犯人を取り押さえたと思いきや、それは囮捜査官。この失敗からボイドは交通整理係にまで格下げされてしまう。しかしこの15分署内で起きている汚職を発見したボイドは……。 この映画が制作された頃、セガールは出演作がアメリカでは軒並み大コケする落ち目のアクション俳優となっており、その人気は急落していた。体重が大幅に増加したセガールが、似たようなプロットで、スタントダブルを使った似たようなアクションを繰り返すだけの作品に多くの観客が飽きていたためである。そんなセガールを本作に起用したシルバーは、まずセガールのトレードマークであるチョンマゲを切らせ、ダイエットを命令。セガール自身でしっかりとアクションが出来る状態にしてから、本作の撮影に臨ませている。 本作では久々にキレッキレのセガールアクションが堪能できる作品であり、またセガールが初めてワイヤーアクションに挑むなど新境地を開拓した作品でもある。敵役のマイケル・ジェイ・ホワイトのソードアクションも素晴らしく、『マトリックス』シリーズや『インファナル・アフェア』(02年)、『スパイダーマン2』(04年)などの名アクション振付師ディオン・ラム演出のファイトシーンは、前作『ロミオ・マスト・ダイ』を凌駕する、迫力満点な出来となっている。 『DENGEKI 電撃』も世界で8000万ドルの興行収入を稼ぎ出すスマッシュヒットとなり、この後再びジェット・リーを主演に迎え、『ロミオ・マスト・ダイ』と『DENGEKI 電撃』で俳優として著しい成長を見せたDMXとのダブル主演作『ブラック・ダイヤモンド』が制作されることになる。 鮮やかな手口で金庫破りを繰り返すトニーとその一団。ある日ロスの貸金庫に忍び込んだ一団は、見たこともないような黒いダイヤモンドを発見する。そのタイミングで謎の中国人スーから黒いダイヤモンドに手を出すなとの警告電話を受けたトニーは、彼らの雇主が裏切ったことを知り、スーの警告を無視してダイヤを奪って銀行から脱出する。しかしトニーの娘が謎の集団に誘拐され、引き換えにダイヤを要求される。そこにスーが現れ、トニーらにある取り引きを持ちかけるが……。 今回は敵役として登場するのは日系ハリウッド映画『クライング・フリーマン』(95年)や『ジェヴォーダンの獣』(01年)などで活躍する本格アクション俳優マーク・ダカスコスと、サモ・ハン主演のTVドラマ『LA大捜査線/マーシャル・ロー』(98年~)で注目を浴びたケリー・フー。両者ともバリバリに身体が動く俳優であり、クライマックスの3つの異なるシチュエーションでのアクションは最後まで飽きさせない。格闘シーンの振付けは、ジェット・リーの盟友であり、ジャッキー・チェンの兄弟子であるコーリィ・ユンが担当している。ちなみに本作では、後に総合格闘技の大スターとなるチャック・リデル、ランディ・クートゥア、ティト・オーティズというUFCレジェンドたちとジェット・リーが戦うという夢の対戦もあるので、格闘技ファンにも是非観てほしい作品だ。 さて、本シリーズはヒップホップをはじめとするブラックカルチャーと東洋アクションの融合という点で大いに評価されてきた作品であるが、公開当時からある“おまけ”が作品の評価とはまったく別次元で伝説となった作品群でもある。その“おまけ”とは、本編終了後のエンドクレジット時に流れるトム・アーノルドとアンソニー・アンダーソンの掛け合い漫才のことである。 『DENGEKI 電撃』では、すべての事件が解決した後で、アーノルドがホストをつとめるトーク番組にアンダーソンがコ・ホストとして出演するという設定で、これ以上ないほど大量の人種差別ネタや下ネタなどの不謹慎ネタを、2人が爆笑しながらぶちまけまくるというもの(しかも会話の内容は本編とは一切関係ない)。公開当時はマジメなセガールファンの顰蹙を大いに買っている。 続く『ブラック・ダイヤモンド』では映画業界悪口ネタでまたもや大暴走。この事件を映画化するならどんなキャストとスタッフが良いかを延々と語り合い、最後は『DENGEKI 電撃』のエンドロールでの自分たちの掛け合いを絶賛して終わるという意味不明かつ爆笑必至なものとなっている。 両方ともマジメな映画ファンからすると許されざる暴挙かもしれないが、最後の最後まで映画を楽しませようとする制作側の(ちょっと外れた)心意気が感じられて、個人的には大満足で映画を観終えることが出来た。今回放送される両作品も、エンドロールに入ったからといってチャンネルを変えるなどということが無いように注意して頂きたい。ご両親や恋人と観ると、非常に気まずい思いをするかもしれないが。■ 『DENGEKI 電撃』© Warner Bros. Entertainment Inc./『ブラック・ダイヤモンド』TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
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PROGRAM/放送作品
イントゥ・ザ・サン
[R-15] “最強オヤジ”スティーヴン・セガールが任侠に挑む!東京の裏社会を描く骨太アクション
親日家で合気道の有段者でもあるスティーヴン・セガールが流暢な関西弁を披露しながら、東京のヤクザ社会に敢然と乗り込む。セガールと日本刀で斬り合う大沢たかおの鬼気迫る悪役演技も見どころ。
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NEWS/ニュース2011.09.13
【最強男トーナメント】準決勝・第一試合、結果発表!!
試合前にドクターチェックが行われ、準決勝第一試合を戦うチャック・ノリスは、一回戦で対戦したアーノルド・シュワルツェネッガーの“州知事ベアハッグ”によって腰を痛めてしまったことが発覚。医師は棄権を勧めたが、ノリスは頑としてこの提案を拒否し、準決勝出場を強行することを決定。控室では入念なマッサージを受けていた。対するセガールは、試合終了直後こそ憮然とした表情を浮かべていたが、控室に戻ってからは終始リラックスムードに。唯一心配されるスタミナ面を解消するべく、ゆっくりと休んでいたこともあって、この試合前に完全に回復した模様だ。好対照のコンディションで臨む準決勝第一試合。全試合優勝候補者の潰し合いの様相を呈しているこのトーナメントの中でも、屈指の好カードが始まる!レフェリーに呼ばれてケージの中央でルール説明を受ける両者。格闘家として輝かしい実績を持つ者同士の対戦だけに、コーナーに分かれる際のグローブタッチまで両者ともにリスペクトに溢れた表情を崩さなかったのが印象的だ。試合開始のゴング!しかし両者ともに、うかつには近付こうとはしない。だが遠距離であれば、多彩な蹴り技を持つノリスが断然有利。さっそく強烈なミドルキックを放つノリス。しかしその蹴りに、いつもの空気を切り裂くようなシャープさは無い。本当にわずかな差ではあるが、武道の達人同士の戦いの中では、このハンデは致命傷となりかねないものだ。間一髪でノリスのミドルキックを避けることに成功したセガールは、逆にいきなり一回戦でザ・ロックをノックアウトした飛び前蹴りを披露。しかし距離がありすぎたせいもあって、こちらもノリスにかわされる。ここをチャンスと見たノリスは一気に距離を詰め、セガールの懐に飛び込んでの正拳突きを試みる。しかし近距離はセガールの距離でもある。セガールはさらに歩を進めて超至近距離での打ち合いに応じ、高速の当て身“超セガール拳”を炸裂させた。セガールはノリスが顔面打撃有りのルールで戦ったことが無いことを見越して、ノリスの顔面に打撃を集中させてきたのだ。しかしノリスは、2007年にフルコンタクトのキックボクシングイベントWCL(ワールド・コンバット・リーグ)を主催するほど、現代の格闘技を研究している。このセガールの攻撃はまさに狙い通りの攻撃であったのだ。セガール拳を避けたノリスは、ここで大技のバックハンドブローの体勢に入る。しかしこれは逆にセガールのワナであった!後ろを向いたノリスにセガールの合気投げが炸裂。大きく吹き飛ばされたノリスはマットに叩き付けられて、一回戦で痛めていた腰痛をさらに悪化させてしまう。グラウンドでは難なくトップポジションを取ったセガールが、直上からの強烈なパウンドを打ち込み始める。しかし誰もがノリスの敗北を予想したそのとき、何と空手家であるノリスが下からの腕絡みのアタックを開始したのだ! 実はこのムーブは、ノリスの盟友で総合格闘技の創始者としても名高いブルース・リーが、『燃えよドラゴン』のオープニングでサモ・ハン・キンポーを相手に披露した技。ノリスはリーにこの技を伝授されており、実戦のこのタイミングでこの技を使ったのだ。しかしUFCのトップファイターたちとのトレーニングで、自身の格闘技スキルを完全に現代総合格闘技にアジャストさせているセガールは、予想外の攻撃に驚きながらもノリスの腕絡みを振りほどきスタンド状態に戻る。ノリスも立ち上り、両者は再びスタンドでの打撃戦を開始した。まるで空手の試合のようなスタンドでの打撃戦は2ラウンド、3ラウンドも延々と続き、決して引くことのない両者の打ち合いに観客は熱狂。ノリスは鬼神の表情で打撃を打ち込み、セガールは合気道家とは思えぬ打撃だけの真っ向勝負を披露。結局決定打の無いまま、3ラウンドのゴングが鳴り響いたのだった。勝敗は判定に持ち込まれたが、1ラウンドでトップポジションを取り、2ラウンド以降は腰痛に耐えながら戦ったノリス以上に手数を出し続けたセガールが、勝利をモノにした。健闘を讃えあった両者であったが、セガールは最大の弱点と思われているスタミナをこの試合で極限まで使い果たしたため、決勝戦に向けて大きな不安材料を残したこととなる。以上の結果通り、準決勝・第一試合はスティーヴン・セガールが勝利し、決勝戦に進むことに。次戦、準決勝・第二試合は、9月13日(火)21:00-23:00/23:00-25:00ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』 VS アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』2作目「ターミネーター」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!
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PROGRAM/放送作品
ICHIGEKI 一撃
スティーヴン・セガール主演、少女を守るため人身売買組織にひとり立ち向かうクライム・アクション
孤高のヒーローを演じ続けてきたスティーヴン・セガールが、人身売買問題を取り上げた本作で主演と製作総指揮を兼任。卑劣な犯罪にセガールの正義の鉄拳が飛ぶ、モヤモヤを吹き飛ばすセガール・アクション。
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NEWS/ニュース2011.09.22
【最強男トーナメント】決勝戦、結果発表!ついに王者が決定!!
いよいよ『最強男トーナメント』も決勝戦。勝ち残ったのは、ザ・ロックとチャック・ノリスを降したスティーヴン・セガールと、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーを降したジャン=クロード・ヴァン・ダムの二人。一回戦を圧勝し、準決勝では苦戦を強いられたセガールと、一回戦で苦しみながらも勝利をおさめ、準決勝では爆発的な勝利を収めたヴァン・ダム。近距離での戦いを得意とするセガールと、遠距離での攻撃を得意とするヴァン・ダム。ともにマルチな格闘技経験者であり、現在の総合格闘技シーンにも深くかかわっている二人だけに、どのような試合展開になるのかはまったく読めない。まず入場してきたのはセガール。ノリスとのフルラウンドに渡る激戦を戦っただけに疲労の色は隠せないが、その大胆不敵なオーラはまったく損なわれておらず、むしろ戦いに向けての高いモチベーションを感じさせる。セコンドはもちろん弟子でありUFCミドル級王者のアンデウソン・シウバと、元UFCライトヘビー級王者のリョート・マチダだ。金網の中に入ると大きく呼吸を吸い、瞑想するかのように目をつむったセガール。戦いに向けての準備は万全のようだ。続いて入場してくるのはヴァン・ダム。セガールとは対照的に、シュワちゃんを撃破した後のテンションの高さは今も続いているようであり、満面の笑みを浮かべながらの入場となった。セコンドは元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル。客席最前列には、親交の深いイタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相もおり、ヴァン・ダムを激励している。ヴァン・ダムは金網に入ると準備体操代わりの股割りを披露。少々調子に乗っている感はあるものの、こちらは連戦の疲れを感じさせず絶好調のようだ。アメリカとベルギーの国歌が演奏され、いよいよトーナメント決勝のゴングが鳴った!まずはお互いの攻撃圏の外、つまり離れた距離から、けん制のジャブやローキックを出し合う両者。一歩でも相手の圏内に入った途端に、強烈な攻撃を受けることが両者分かっているのであろう。お互いの攻撃範囲の中に入らず、緊張感あふれるにらみ合いが延々と続く。しかし殴り合いを観に来た客はそうは思わない。膠着状態に見える両者に対して、盛大なブーイングを送る。レフェリーが2度、3度と消極的な戦いをやめるように注意するも、両者に大きな動きは無いまま、1ラウンドは終了した。自コーナーに戻る両者に観客は遠慮ないブーイングを浴びせる。インターバル中、両陣営のセコンドたちは、ともに冷静を絵に描いたような選手であるため、このようなブーイングの中でも平常心を忘れぬように選手に伝えている。はたしてその思いは両選手に伝わっているのか?そして運命の第2ラウンドのゴングが鳴った!やはり距離を詰めない両者。ブーイングはさらに大きさを増していく。そしてついにシュワちゃんを破ってテンションが上がっているヴァン・ダムが焦れ、セコンドの指示を無視して大技の回転胴回し蹴りを繰り出す!セガールは遠い間合いから出たこの大技を冷静に避け、そのまま空中のヴァン・ダムに“セガール拳”を連打!空中という避けようのない空間で連打を受けたヴァン・ダムは、為す術もなくそのままダウン!セガールは追撃のパウンドを叩き込み、ヴァン・ダムの反応が無くなったことをレフェリーが確認して試合を止めた!歓喜の感情を爆発させるセガール陣営。そして金網の中央で微笑を浮かべるセガールの手をレフェリーが高々と上げ、長きにわたるトーナメントの終了を宣言した。結果的にスタミナをロスしたこと以外、重大なダメージを受けることなく圧倒的な強さでトーナメントを制したセガール。まさに『最強男トーナメント』の覇者に相応しい貫禄で、セガールは優勝トロフィーを受け取った。そして勝利者インタビューでは、これからもライフワークとして続く『沈黙』シリーズと環境問題について小一時間ほど熱く語り、最後は2時間にわたって得意のギターの腕前を披露して、この大会の幕を下ろしたのだった。以上の結果通り、スティーヴン・セガールが栄えある『最強男』の名誉を手に入れました!そして、“熱き男たちの戦いを振り返る!”ということで、今回『最強男』の座を賭けて戦った6人の主演作品を、あらためて9/24(土)・25(日)の2日間に連日放送!是非ご覧下さい!!■プレイバック ▼9月24日(土)12:00-16:00アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』▼9月25日(日)12:00-20:30ザ・ロック『スコーピオン・キング』シルヴェスター・スタローン『クリフハンガー』スティーヴン・セガール『暴走特急』チャック・ノリス『野獣捜査線』これまでの試合内容を振り返りたい方は、臨場感溢れる“試合レビュー”がこちらのブロブで掲載中。こちらも是非!!■
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PROGRAM/放送作品
沈黙の追撃
エリート特殊部隊に洗脳の恐怖が待ち受ける!スティーヴン・セガールが巨大な陰謀に挑むアクション
潜水艦という密室を舞台に、マインドコントロールの脅威にさらされる緊迫感満点なサスペンスとバトルが展開。ガイ・リッチー監督作の常連ヴィニー・ジョーンズがセガールの部下役で身体を張ったアクションを魅せる。
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NEWS/ニュース2012.07.04
アクションスター列伝【復讐対決】結果発表!
『イントゥ・ザ・サン』(スティーヴン・セガール)相棒を殺されたCIAエージェントに扮する、スティーヴン・セガール。東京を舞台に、復讐に燃える男が、日本刀片手に暴れまくる! VS 『ワイルド・スピード MAX』(ヴィン・ディーゼル)トラック強盗団のリーダー、ドミニクに扮する、ヴィン・ディーゼル。恋人を殺した麻薬組織に復讐を誓う! 復讐に燃える男はどっちだ!?いざ、対決! 愛する者が凶悪な何者かに殺害されたなら、アナタならどうするだろう?スクリーンのアクション・ヒーローたちは言うまでもなく、泣き寝入りなどするはずがない。湧き上がる怒りに逆らうことなく、憎き仇を遠慮なくブッ飛ばす!というワケで、仏頂面と武術アクションがトレードマークのスティーヴン・セガールと、スキンヘッドにマッチョな肉体で圧倒するヴィン・ディーゼルの、両タフガイによる復讐対決の始まりだ。 『イントゥ・ザ・サン』でセガールはCIAエージェントにふんしており、本人が第二の故郷と自称している日本がバトルフィールドとなる。都知事暗殺をテロリストの仕業と疑った主人公が東京に乗り込み、極悪ヤクザと全面対決。その過程で、結婚の約束をしていた日本人女性を殺され、セガールの堪忍袋の緒がキレた!大沢たかおふんする悪役のヤクザのボスを相手に、刀を振るって大立ち回り。“ヒト、キリマスヨ”“バッキャロー!”“コロシテヤル!”といった日本語のセリフを微笑ましく響かせながらも、得意の武術を活かしつつバッサバッサと叩き斬るセガールの派手な活躍は圧巻。ついでにエンドクレジットでは自作の歌まで聞かせており、最後の最後までオレ様節は衰え知らず、なのだ。■ 一方、オレ様キャラでは一歩も引けを取らないヴィン・ディーゼルは、代表作である人気シリーズの第4作『ワイルド・スピードMAX』で勝負。彼扮する主人公で、公道レースの凄腕のドライバーにして強盗犯ドミニクは前作のラストで東京に姿を現わしていたが、ここでは原点に立ち返り、アメリカとメキシコを股にかけて奔走。最愛の女性レティを殺した麻薬王の懐にブツの運び屋として潜り込み、華麗なドライビングテクニックはもちろん、腕っぷしの強さを発揮しながら死闘に臨む。冒頭でタンクローリーを派手に爆破させ、好敵手である捜査官ブライアンとカーアクションでツバ競り合いを繰り広げつつ、大乱闘にも挑むのだから、こちらの活躍もド派手と呼ぶにふさわしい。ちなみに、現在製作中のシリーズ第6作は“実はレティは生きていた!”という、アッと驚く急展開を迎えるようだ。両者とも復讐の炎は凄まじく、派手な暴れっぷりもイイ勝負で甲乙付けがたい。が、セガールがCIAという権力の側にいるおかげで立ち回りやすいのに対して、ヴィンの場合はお尋ね者で、アメリカに足を踏み入れたら即逮捕という現実に直面している。にもかかわらず、一度は南米に逃亡しながらも復讐のためだけにアメリカに帰国する度胸の良さ。そんなエッセンスがグッとくるぶん、ヴィン優勢と見たい。以上のように、【復讐対決】を制したのは、「ワイルド・スピード MAX」のヴィン・ディーゼル! 来週7/9(月)の『アクションスター列伝』は【逃避行対決】!こちらもお見逃しなく!■ © 2005 SONY PICTURES HOME ENTERTAINMENT INC. All RIGHTS RESERVED.© 2008 UNIVERSAL STUDIOS