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PROGRAM/放送作品
NARC ナーク
同僚刑事の死の謎を追え!ジェイソン・パトリック×レイ・リオレッタの硬派バディ・ムービー
NARCとは「麻薬捜査官」を指す米俗語。麻薬捜査という苛烈な日常を生きる刑事たちが正義とは何かを問いかける本作のテーマは深く、ストーリーに惚れ込んだというトム・クルーズが製作に加わったことも話題に。
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COLUMN/コラム2009.08.21
男たちの誇りが、テキサスを変える。『アラモ』
「アラモの戦い」はアメリカ人が米国史を語る上で欠かせない出来事だという。それは、テキサス革命における激戦の一つだ。1835年に始まったテキサス革命とは、メキシコの一州(これが後のテキサス共和国となり、さらに後にアメリカ合衆国の一州となる)が、当時のメキシコのサンタ・アナ大統領による独裁体制下から独立を果たそうとして起こした戦争のことをさす。この革命には有名な2つの戦いがある。負け戦となった「アラモの戦い」と、「サンジャシントの戦い」と呼ばれる勝利戦だ。今回放送する『アラモ』では、タイトル通り、「アラモの戦い」の描写が映画全体の約8割を占めている。単純に考えれば勝利戦「サンジャシントの戦い」の方を描きそうなものだが、テキサス革命においては、この敗北がなければ独立できなかったという点で、「アラモの戦い」の方が象徴となっているのである。映画『アラモ』には、魅力的なリーダーが4人登場する。 ■ジム・ボウイ ジム・ボウイは、有名な“ボウイナイフ”にその名を留めることになるほどの、ナイフの名手。情熱的で自由な心を持ち、優しい人柄も評判だった。 ■ウィリアム・トラヴィス ウィリアム・トラヴィスは、中佐に就任したばかりの青年で、後に病にかかるボウイに代わり、軍の指揮を任される。短気で反抗心が強い性格ゆえ部下に疎まれるが、次第に立派な指揮官へと成長してゆく。 ■デイヴィ・クロケット デイヴィ・クロケットは元下院議員。頭が良く、ボウイ同様に軍の仲間に頼りにされる存在。残念ながら彼らは「アラモの戦い」で戦死するが、それはある意味で当然のことだった。なぜならメキシコ軍1,600人に対してテキサス軍はわずか200人弱。誰が見ても劣勢な戦いに彼らは挑んだのだ。 ■サム・ヒューストン そして、4人目のリーダーが、サム・ヒューストン将軍である。「サンジャシントの戦い」で、メキシコに比べて少ない兵力にもかかわらず、彼に率いられたテキサス軍は見事勝利をおさめることになるのだ。「アラモの戦い」がテキサス軍を奮い立たせたことは間違いない。それは独立をまさに勝ち取ろうとするとき、ヒューストン将軍が叫んだ「アラモを忘れるな!」という名ゼリフにも現れている。「アラモの戦い」がテキサス軍を奮い立たせたことは間違いない。それは独立をまさに勝ち取ろうとするとき、ヒューストン将軍が叫んだ「アラモを忘れるな!」という名ゼリフにも現れている。ちなみに現在のテキサス州ヒューストンの地名は、この一言で歴史上の人物となった彼の名に由来している。さて、この、映画にするには持って来いの歴史の一幕。最新作は2004年制作だが、1960年にも映画化されている。 1960年版『アラモ』で監督・製作を務め、さらには主役のクロケットを演じたのがジョン・ウェイン。西部劇を代表する大スターがいかに情熱をかけたかは、その熱演ぶりを観ればわかる。2004年版『アラモ』でビリー・ボブ・ソーントンが演じたクロケットは硬派だったが、ジョン・ウェインはそれよりも幾分か軟派な印象。笑顔も多く、パーティで喧嘩をふっかけられ、殴っても殴られてもニコニコしている。この、なんとも憎めないクロケットの人物像にスポットライトを当てているのも、旧『アラモ』の特徴のひとつだ。だけど私は、個人的には2004年ビリー・ボブ版クロケットも捨てがたい。冒頭からカッコイイ〜と見とれていたクロケットが、最後にもばっちりキメてくれるから。彼が戦死する間際のシーンが、とても印象的なのだ。サンタ・アナに捕らえられてしまい、命を奪われるのも時間の問題、というその時。格好良い彼が「覚えてろよ、コノヤロウ!」なんてダサい台詞を吐くはずもない。「忘れるな。俺は...叫ぶ男だ」「うぁぁぁぁぁーーーーーっ」クロケットが叫ぶ。命尽きる直前に「叫ぶ」なんて、予想もしなかった。暴力を振るうでもなく、黙っているわけでもなく、命尽きる前の叫びが、世界に響く瞬間。鳥肌が立つほど痺れた。あの数秒間が2004年版『アラモ』のベストシーンと言って過言ではない。そのシーンは見ていただくとして、男たちの「誇り」。それが、この新旧『アラモ』に共通した、一貫したテーマではないだろうか。『アラモ』の4人のリーダーたちを突き動かしたのは「誇り」にほかならない。私は、そこにはやはり、なんとも形容できない美しさがあると感じてしまう。メキシコで、アメリカ人(正確にはアメリカ系メキシコ人)が独裁者に弾圧されている。彼らの心にある、アメリカ人であることの「誇り」が、怒りに火をつけ、ある者はテキサスで蜂起し、またある者ははるばるアメリカ本国からはるかメキシコのアラモまで救援にやって来たのだ。私ごとながら、在日韓国人の私は、幼い頃から「自分の民族に誇りを持ちなさい」と言われ続けて育った。しかし、ほぼ訪れたことのない土地や、ルーツや、文化を誇りに思えだなんて、いまだに妙だとしか思えない。むしろ日本の素晴らしいところの方が詳しく話せる自信がある。特に日本文化への愛着は、無意識に染みついているものだ。でも、それを誇るって、難しい。これを読む皆さんが「これが私の誇り」と言えることは、何だろう? 仕事や家族などさまざまな「誇り」があると思う。私の「誇り」のひとつは友達だ。とことんマイペースな私をいつも慕ってくれる友人達は、誇りであり、大切なものだ。だけど、国や民族を「誇り」に思える何かは、まだ見つからない。籍がどうこうじゃなく、韓国にせよ、日本にせよ、私が国だとか民族だとかに「誇り」を持てるようになるには、しばらく時間がかかりそうだ。■( 韓 奈侑) 『アラモ(1960)』© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC. ALL RIGHTS RESERVED『アラモ(2004)』© Touchstone Pictures. All rights reserved
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PROGRAM/放送作品
アラモ(2004)
勝利、さもなくば死を!アメリカの英雄が集結した激戦地、アラモ砦!魂をゆさぶる戦争西部劇!
いつの時代も米国人の魂を揺さぶる英雄物語、アラモ砦の戦い。かつてジョン・ウェインが全身全霊をかけて映画化した超大作から40年以上の歳月を経て、21世紀の米映画界が再映画化に挑んだ、戦争西部劇巨編!
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PROGRAM/放送作品
ジェロニモ
魂をゆさぶる誇り高き戦士ジェロニモ!歴史の狭間に散った、実在した英雄の生き様!
5000人のアメリカ陸軍を相手に35人の戦士を指揮して戦ったアパッチ族の勇者ジェロニモ!美形俳優ジェイソン・パトリックとマット・デイモンが騎兵隊を好演!史実に基づいた歴史超大作!
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私の中のあなた
なぜ少女は姉のドナーになることを拒否したのか?謎の背景に秘められた家族の絆を綴る感動作
『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督が贈る、新たなる感動ドラマ。娘を励ますためスキンヘッドになる母役をキャメロン・ディアスが熱演し、新境地を開拓。ティーン女優アビゲイル・ブレスリンにも注目!
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ジェロニモ(1993)
魂をゆさぶる誇り高き戦士ジェロニモ!歴史の狭間に散った、実在した英雄の生き様を描く伝記的ドラマ
5000人のアメリカ陸軍を相手に35人の戦士を指揮して戦ったアパッチ族の勇者ジェロニモの伝説的な人物像を、史実に基づいて描く歴史超大作。監督は『48時間』『レッドブル』のウォルター・ヒル。
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(吹)ジェロニモ(1993)
『48時間』の名匠ウォルター・ヒルが伝説の戦士ジェロニモとアメリカの歴史に迫る人間ドラマ
合衆国の植民化に最後まで戦い続けたアパッチ族の伝説の戦士、ジェロニモ。その姿を『48時間』などを手がけた名匠ウォルター・ヒルがアメリカの歴史の暗部とともに描き、新たなジェロニモ像を作り上げた。
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スリーパーズ
[PG12相当]心に同じ傷を負った仲間たちが復讐に挑む──豪華スターの競演で描く、実話を基にした衝撃作
実体験に基づく衝撃のベストセラー小説を『レインマン』のバリー・レヴィンソン監督が映画化。ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンなど超豪華キャストで描く社会派ドラマ。
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PROGRAM/放送作品
スピード2
路線バスの窮地を救ったヒロインが、豪華クルーズ船で再び絶体絶命の危機に挑む、『スピード』の続編!
『スピード』の続編で、路線バスから巨大な客船に舞台を移してのスリリングな攻防戦が展開される!前作よりスケールアップした見せ場が満載!新たな恋人役は『スリーパーズ』のジェイソン・パトリック。
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(吹)スピード2
路線バスの窮地を救ったヒロインが、豪華クルーズ船で再び絶体絶命の危機に挑む、『スピード』の続編!
『スピード』の続編で、路線バスから巨大な客船に舞台を移してのスリリングな攻防戦が展開される!前作よりスケールアップした見せ場が満載!新たな恋人役は『スリーパーズ』のジェイソン・パトリック。