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PROGRAM/放送作品
マッチスティック・メン
詐欺師と少女のめぐり逢い。監督リドリー・スコット×主演ニコラス・ケイジのクライム・コメディ
製作総指揮ロバート・ゼメキス、監督リドリー・スコット、主演ニコラス・ケイジという豪華スタッフ・キャストのクライム・コメディ。14歳の娘を演じたアリソン・ローマン、製作時の実年齢二十歳過ぎという事実にもびっくり!
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COLUMN/コラム2010.11.11
詐欺映画?それとも感動映画?『マッチスティック・メン』
公開当初、予備知識がほぼない状態で見た『マッチスティック・メン』。分かっていたのはリドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演の詐欺映画だということだけだった。そういえば、「どんでん返し」を売りにいていたような気もする。かいつまんであらすじを紹介しよう。詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は、あらゆることに対し異様なまでに神経質。薬なしでは平静を保つのが困難なほどの重度の潔癖症は、次第に肝心の“仕事”にまで悪影響を及ぼし始め、やむなく精神分析医を訪れることになる。そんなある日、ひょんなことからロイの実の娘だという14歳の少女アンジェラ(アリソン・ローマン)が目の前に現れる。突然の展開、初めて会う娘にただただ困惑するロイに、こともあうにアンジェラは「詐欺のテクニックを伝授してくれ」とせがむのであった…さて。世の中には、『オーシャンズ~』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』等々、詐欺(師)を題材とした映画は数多くある。そして、巨匠リドリー・スコットが撮った“詐欺師映画”である本作。一体どんな仕上がりになっているのかと、当時は期待に胸膨らませて映画館に行ったものだが、見てみると、意外や意外。もちろん、定番の「騙し騙され」や、前評判通りの「どんでん返し」もあった。だが、この映画、どちらかといえば、見ている観客までも巧みなストーリーに騙されるような、いわゆる“トリック・ムービー”ではなく、もっと人間味に溢れたヒューマン・ドラマだったのだ。脚本が、とにかく素晴らしい。「せっかく詐欺の映画を見るのなら、とことん騙されたい」「最後にスカッとした気分で終りたい。」そう思っている人は当然のようにいるだろう。自分の想像を様々な意味で裏切ってくれるトリッキーな映画を見るのは、確かに楽しい。もちろんこの映画にも、そうした要素が無いわけではない。詐欺の手口や騙し合い、ドンデン返しは、確かに出てくる。だが、詐欺を全面に押し出している他の作品とは違った味わいが、この映画には存在する。登場人物のちょっとしたやりとりや会話のはしばしなど、全編を通してみられる、粋な演出。それが、なんとも心地好いのだ。そして、見ている最中、見終わった後、ほんのちょっと幸せな気持ちにさせてくれる、優しさと温もり。それこそが最大の魅力であり、本作がヒューマン・ドラマたる所以である。これ以上は物語の核心に触れてしまいそうなので、あえて具体的には書かないが、とにもかくにも、後味の大変よろしい作品なのであった。確かに、リドリー・スコット監督にしてはアクションやバイオレンスなど派手なシーンのない、中規模の地味な作品ではあるのだが、これは「良い意味でイメージを裏切られた」と言うべきケースだろう。 次に、キャストの話である。主演はニコラス・ケイジ。アクション・スターのイメージがある一方、『リービング・ラスベガス』のベンや『アダプテーション』のカウフマンのような、病的で神経質な役柄をやらせても、彼は上手い。今回のロイ役も、まるで本当に潔癖症なのではないかと思わせるほど、見ていて楽しくなる演技を披露してくれている。オーバーなくらいの演技でも、不思議と自然に受け入れてしまうのは、彼の演技力とキャラクターのなせるわざだろう。だが、ある意味、ニコラス・ケイジよりも存在感を放っていたのが、ロイの娘であるアンジェラを演じたアリソン・ローマンである。 『ホワイト・オランダー』で映画初主演にして素晴らしい演技を見せてくれた彼女。今回の役どころは14歳のティーンエイジャーだ。彼女は本作のオーディションの際、実際に14歳のような服装で、本物の14歳のように振る舞い、リドリー・スコット監督は本人の口から実年齢を聞くまでそう思い込んでいたというから驚きである。ちなみに、撮影当時なんと22歳!日本人から見ればかなり早熟に見える欧米人(特に女の子)だが、まるで違和感がなく、本当に14歳の少女に見えるのだから、アリソン・ローマンという女優はすごい!! 映画史に残る化けっぷりと言うべきで、極論すれば、これを見るためだけでも、本作は必見なのである。■(田村K) TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
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銀河ヒッチハイク・ガイド
もしも地球が消滅したら?有名カルト小説をシュールなギャグで映像化したSF銀河アドベンチャー
全世界で1600万部もの売上を誇る伝説的カルトSF小説を映像化。最後の地球人となった男が宇宙のヒッチハイク・ガイドを頼りに冒険する姿を、憂鬱なロボットなどヘンテコなキャラとのシュールなやり取りと共に描く。
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カウボーイ&エイリアン[ロング・バージョン]
ダニエル・クレイグ×ハリソン・フォード、西部劇×SF!『アイアンマン』監督が放つ楽しさ乗算型娯楽大作
6代目007ダニエル・クレイグ×インディ・ジョーンズのハリソン・フォード、2大スター共演。その上、SF×西部劇を融合。『アイアンマン』1&2のジョン・ファヴロー監督が娯楽の要素を掛け算式に倍増させた必見作。
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PROGRAM/放送作品
バッド・バディ!私とカレの暗殺デート
ようやく出会った理想の男性は殺し屋だった!!ラブとアクションがポップでスリリングに交錯する!
コメディ映画の名手ジョン・ランディスの息子である脚本家マックス・ランディスが、ロマンスと危険なスリルを絶妙なユーモアで融合。殺し屋の才能に目覚めるヒロイン役アナ・ケンドリックのアクションも鮮やか。
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PROGRAM/放送作品
リチャード・ジュエル
ヒーローから一転、爆破テロ容疑者に…冤罪を晴らす過酷な戦いをクリント・イーストウッド監督が描いた実話
1996年にアトランタで実際に起きた爆弾テロ事件を巡る冤罪騒動をクリント・イーストウッド監督が映像化。爆破テロ容疑者となった主人公を支える弁護士役サム・ロックウェルと母役キャシー・ベイツの熱演が光る。
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PROGRAM/放送作品
(吹)リチャード・ジュエル
ヒーローから一転、爆破テロ容疑者に…冤罪を晴らす過酷な戦いをクリント・イーストウッド監督が描いた実話
1996年にアトランタで実際に起きた爆弾テロ事件を巡る冤罪騒動をクリント・イーストウッド監督が映像化。爆破テロ容疑者となった主人公を支える弁護士役サム・ロックウェルと母役キャシー・ベイツの熱演が光る。
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セブン・サイコパス
[R15+]脚本執筆のため本物のイカれた奴らを募集?ユーモアとバイオレンス満載のクライム・コメディ
『ヒットマンズ・レクイエム』のマーティン・マクドナー監督がコリン・ファレルと再タッグ。現実と脚本のストーリーが交錯する中、次々と現れるイカレた奴らの個性が痛烈。7人目のサイコパスの正体も衝撃的。
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ウェルカム トゥ コリンウッド
まるでダメ男版『オーシャンズ11』!コソ泥たちの間抜けな犯罪計画を描くクライムコメディ
スティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーが設立した製作会社セクション・エイトの第1作。後に『アベンジャーズ』シリーズの監督も務めるルッソ兄弟が、ダメ男たちの犯罪模様を喜怒哀楽満点に映し出す。
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チャーリーズ・エンジェル(2000)
とびきり美しくてタフな女探偵“エンジェル”たちが蘇る!伝説の人気TVシリーズを映画化
1976年に放送開始し日本でも人気を博したTVシリーズをCMや音楽ビデオの演出で鳴らしたマックGが初監督を務めて映画化。ワイヤーを駆使した華麗なバトルや、女探偵エンジェルたちのキュートな変装が楽しい。