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PROGRAM/放送作品
アンドリューNDR114
人間になる夢を持つロボットのアンドリュー。“人とは何か”を問いかけるSFヒューマン・ドラマ
映画ハリー・ポッター・シリーズのクリス・コロンバスが、SF界の巨星アイザック・アシモフの原作を映画化。『いまを生きる』のロビン・ウィリアムズ主演で“人間とは何か”を問いかける感動のSFヒューマン作品!
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COLUMN/コラム2014.12.10
宇宙探査に挑む人類を脅かす“人智を超えた恐怖”を描いた2作品〜『イベント・ホライゾン』と『パンドラム』
こうした問いかけはジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』(1902)以来、SF映画における最もポピュラーなテーマであり、多くのクリエイターの創作意欲を刺激し、映画ファンの夢とロマンをかき立ててきた。そんな宇宙探査映画の歴史に新たなエポックを刻み込んだのが、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(14)である。地球終焉のカウントダウンのさなかに交わされた父と娘の“約束”の物語が、無限の宇宙空間へと飛翔し、時空と次元を超えて想像を絶するうねりを見せていくこの超大作は、まさに視覚的にも感情的にも圧倒されずにいられない究極のスペース・アドベンチャーであった。 しかしながら『インターステラー』がそうであったように、宇宙探査ミッションには想定外のトラブルが付きもので、時には人智を超えた“恐怖”との遭遇も覚悟せねばならない。むろん、その代表格はリドリー・スコット監督作品『エイリアン』(79)だが、これ以降に作られた数多くのSFホラーの中でとびきり異彩を放っているのが『イベント・ホライゾン』(97)である。『インターステラー』でも扱われた“ワームホール(時空の抜け道)”を意外な形でストーリーに組み込んだこの映画、あの『バイオハザード』シリーズ(02~)でおなじみのヒットメーカー、ポール・W・S・アンダーソン監督のハリウッド第2作にして、彼のキャリアの最高傑作とも言っても差し支えないであろう本格的な恐怖映画なのだ。 物語は西暦2047年、7年前に忽然と消息を絶った深宇宙探査船イベント・ホライゾン号からの信号がキャッチされ、その設計者であるウェアー博士を乗せた救助船クラーク&ルイス号が調査に赴くところから始まる。イベント・ホライゾン号には生存者はひとりもいなかったが、なぜか船のあちこちから生命反応が検知される。そして内部に足を踏み入れたクルーは何者かの気配に脅え、奇怪な幻覚や幻聴に悩まされるようになる…。 本作はクラーク&ルイス号の一行がイベント・ホライゾン号に到達するまでの導入部からして、じわじわと恐怖感を煽っていく。ウェアー博士が同行するクルーに聴かせるのは、イベント・ホライゾン号との最後の交信を録音したテープ。そこにはこの世のものとは思えないおぞましい呻き声や悲鳴が記録されており、ラテン語の声も含まれている。それはまるでオカルト・ホラーにしばしば盛り込まれる“悪魔の肉声”のようであり、宇宙空間を漂流するイベント・ホライゾン号は不気味な幽霊船そのものだ。そう、まさしくこの映画はロバート・ワイズ監督の名作『たたり』(63)をお手本にし、宇宙船を幽霊屋敷に見立てたSF“ゴシック”ホラーなのである。 『エイリアン』に加え、『シャイニング』(80)のサイキックな要素も取り込んだフィリップ・アイズナーのオリジナル脚本は、さらなる驚愕のアイデアを炸裂させる。ここで序盤におけるウェアー博士のもったいぶったワームホールの解説が伏線として生きてくる。イベント・ホライゾン号がワームホールを抜けて行き着いた別次元とは何なのか。ネタバレを避けるため詳細は避けるが、そこにこそ本作最大の“人智を超えた恐怖”がある。ホラー映画好きならば誰もが知る某有名作品のエッセンスを大胆に借用し、なおかつそれをワームホールと結びつけたアクロバティックな発想には脱帽せざるをえない。ルイス&クラーク号のクルーの行く手に待ち受ける真実は、宇宙のロマンとは真逆の極限地獄なのだから! ウェアー博士役のサム・ニールと船長役のローレンス・フィッシュバーンを軸とした俳優陣の緊迫感みなぎるアンサンブル、ノートルダム大聖堂にヒントを得たというイベント・ホライゾン号の斬新な造形、長い回廊や医務室といった船内セットの優れたプロダクション・デザインも重厚な恐怖感を生み、一瞬たりとも気が抜けない。製作時から17年が経ったというのにまったくチープに見えないのは、CGに頼るのを最低限にとどめ、生々しい質感のアナログな特殊効果を多用した成果だろう。ちなみに筆者は、かつて東銀座の歌舞伎座前にあった配給会社UIPの試写室で本作を初めて鑑賞したとき、登場人物が扉を開け閉めしたりする物音だけで心臓が縮み上がった思い出がある。 もう1本、併せて紹介する『パンドラム』(09)は、ポール・W・S・アンダーソンが製作に回り、クリスティアン・アルヴァルト監督を始めとするドイツ人スタッフとコラボレートしたSFスリラーだ。西暦2174年、人口の爆発的増加によって水と食糧が枯渇した地球から惑星タニスという新天地へ旅立った宇宙船エリジウム号が舞台となる。 まず面白いのは冒頭、長期間にわたる冷凍睡眠から目覚めた主人公の宇宙飛行士2人が記憶を喪失してしまっていること。自分たちがどこへ何のために向かっているのかさえ思い出せない彼らは、上官のペイトン(デニス・クエイド)が睡眠室に残って指示を出し、部下のバウアー(ベン・フォスター)が船内を探検していく。観客である私たちも特権的な情報を与えられず、2人の主人公と同じく暗中模索状態で不気味に静まりかえった広大な船内をおそるおそるさまようことになる。 ペイトンとバウアーが真っ先に成し遂げるべきミッションは船の動力である原子炉を再起動することだが、バウアーの行く手には正体不明の凶暴な人食い怪人がうようよと出現。さらには生存者の男女2人との出会いや人食い集団とのサバイバル・バトル、バウアーの失われた記憶やエリジウム号に隠されたミステリーといったエピソードが、異様なテンションを持続させながら矢継ぎ早に繰り出され、まったく飽きさせない。『エイリアン』や『プレデター』シリーズや『ディセント』(05)などを容易に想起させる既視感は否めないが、後半に『猿の惑星』(68)ばりの壮大なひねりを加えたストーリー展開も大いに楽しめる。全編、汗とオイルにまみれてノンストップの苦闘を演じきった俳優陣の熱演も凄い。よくも悪くもアンダーソン的なB級テイストに、スタッフ&キャストのただならぬ頑張りが血肉を与えた快作と言えよう。 さすがに破格のバジェットを投じ、並々ならぬクオリティを誇る『インターステラー』と比較するのは酷だが、きっとこの2作品も多くの視聴者に“見始めたら、止められない”スリルを提供することだろう。もはや宇宙探査というアドベンチャーが地球滅亡という切迫した設定とともに描かれるようになった21世紀において、このジャンルはいつまで“SF”であり続けるのだろうか? 上『イベント・ホライゾン』TM & Copyright © 2014 Paramount Pictures. All rights reserved./下『パンドラム』© 2014 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
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ジュラシック・パーク
恐竜を現代に蘇らせ(CGで)恐竜動物園を開設!スピルバーグが放った、映画史の画期となった歴史的重要作
『T2』で本格使用されたCGで今度は恐竜を描く。当時の観客を驚嘆させたこの技術革新が映画史の転換点に。CGや手に汗握るスピルバーグ印のサスペンスの裏には遺伝子工学と倫理の問題を問う深いメッセージ性も。
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エンジェル
愛も夢も名声も、若くして全てを手に入れた女流作家の人生を、フランソワ・オゾンが描いたメロドラマ
フランソワ・オゾン監督が20世紀初頭のイギリスを舞台にして撮り上げた、若くして成功した女流作家の物語。壮麗な屋敷や豪華な衣裳が華やか。共演者にシャーロット・ランプリング。
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レッド・オクトーバーを追え!
トム・クランシー原作「ジャック・ライアン」シリーズ第1弾!ソ連が生んだ究極の超高性能原子力潜水艦を追え!
人気作家トム・クランシーの同名ベストセラーを『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナン監督が映画化した軍事サスペンス。『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』へと続く、人気シリーズの原点。
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PROGRAM/放送作品
モンタナの風に抱かれて
アメリカの雄大な自然をバックに、大人の男女の許されぬ恋を淡く綴った、レッドフォード監督・主演作
名優レッドフォード監督作。モンタナの大自然に癒しを求め娘を連れてやって来た都会の母親。そこで出会う、自然と共に暮らす男。どうしようもなく湧き起こる恋心を、美しく繊細なタッチで描き上げたドラマ。
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PROGRAM/放送作品
(吹)レッド・オクトーバーを追え!
トム・クランシー原作「ジャック・ライアン」シリーズ第1弾!ソ連が生んだ究極の超高性能原子力潜水艦を追え!
人気作家トム・クランシーの同名ベストセラーを『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナン監督が映画化した軍事サスペンス。『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』へと続く、人気シリーズの原点。
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PROGRAM/放送作品
イベント・ホライゾン
[R15相当]遠く海王星で消息を絶った宇宙船イベント・ホライゾンで、一体何が? 戦慄のSFホラー
宇宙のはるか彼方に、根源的な邪悪が存在するかもしれない…という『パンドラム』、『スペースバンパイア』にも通じるSFホラー。監督は『バイオハザード』シリーズのポール・アンダーソン。
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PROGRAM/放送作品
ウィンブルドン
キルステン・ダンスト、ポール・ベタニー主演、テニスの聖地ウィンブルドンが舞台のラブコメディ
テニス四大国際大会で最も古い歴史を持つウィンブルドン選手権が舞台のラブ・コメディ。主演のキルステン・ダンストとポール・ベタニーは実際にテニスの特訓を受け撮影に挑んだ。迫力ある試合シーンも見所のひとつ。
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PROGRAM/放送作品
透明人間
ホラー映画の大御所カーペンターが名作SFホラーをコメディ色に染め上げる
何度も映像化された怪奇キャラ・透明人間を、ホラー映画の大物J・カーペンターが新境地のSFコメディ映画に仕立て上げた。ユーモラスなSFXで透明人間の能力を描くシーンは注目!