検索結果
-
PROGRAM/放送作品
プリティ・プリンセス
“私が王国のプリンセス!?” 『プリティ・ウーマン』の監督が贈るシンデレラストーリー
21世紀ハリウッド・ビューティー、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイの映画デビュー作。監督は“シンデレラ・ストーリー”の名手、ゲイリー・マーシャル。本作でもファンタスティックなときめきを見せてくれる。
-
COLUMN/コラム2009.08.31
世界は姫で回ってる『プリティ・プリンセス』
高校球児が甲子園に憧れるように、競馬好きが万馬券を願うように、世の女性はおしなべてお姫様になることを夢見る。古くは1937年のディズニーアニメ『白雪姫』から「Someday My Prince will come」(いつか王子様が)という名曲が生まれ、近年の日本では執事喫茶なるものが増殖していることからもわかるように、これは誰がなんと言おうが、疑いようのない事実である。※執事喫茶とは?メイドが「ご主人様」と迎えてくれるメイド喫茶に対し、執事が「お帰りなさいませ、お嬢様」と迎えてくれる喫茶店。心ゆくまでプリンセス気分が味わえる・・・らしい映画『プリティ・プリンセス』は、そんな地球上に生きとし生ける女子の夢を、そのまま形にしちゃったディズニー映画である。芸術家の母と二人で暮らす、冴えない女子高生ミア(アン・ハサウェイ)。彼女のもとに、ある日、父方の祖母クラリス (ジュリー・アンドリュース)から連絡が入る。両親はすでに離婚していたが、ミアの父が事故で急逝したため、ヨーロッパからわざわざ会いにやってくるというのだ。そこでミアは驚きの事実を告げられる。「ミア、実はあなたはプリンセスなのよ」 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ところが。目立つのが大の苦手で、コンプレックスもあるミアはなんと王位継承権を放棄しようとする。しかし祖母であり、ヨーロッパのとある小国の女王でもあるクラリスから、間もなく開催される舞踏会の日までプリンセス教育を受け、その上で、ミアが自分の将来を決断すればいいと説得されてしまう。舞踏会当日、ミアが選んだ道は普通の女子高生に戻ることなのか、現実を受け入れて、本当の自分と向き合うことなのか。と、まあこんなストーリーの『プリティ・プリンセス』を、国王でも王子でも執事でもない僕が観た感想。それは「僕も姫になりたい!」というものである。あ、ウソ。間違い。 『プリティ・ウーマン』以来、まともなシンデレラ・ストーリーに飢えてる人は、これを観ろ!というものである。1960年代の『マイ・フェア・レディ』を筆頭に、この手のシンデレラ・ストーリーは、言わば、焼き魚定食とか、鶏の唐揚げ定食みたいな、メニューにあったら、一人は必ず注文してしまう、定番中の定番である。しかし、その一方で、スタート直後はあんまりハッピーじゃなかった女の子が、エンディングではハッピーになってキレイになるという流れが決まっている物語だけに差別化が難しいし、こちらとしてもどれを観ればいいのかよく分からない。その辺を『プリティ・プリンセス』の制作陣も重々承知しており、かなり力を入れたことが容易にわかる。 まず監督は『プリティ・ウーマン』を世に出したゲイリー・マーシャル。彼は『プリティ・ウーマン』以降、ラブ・ストーリーやロマコメなど、女の子をキュンとさせちゃう映画を撮ると、原題がどうあれ、邦題は「プリティ・ホニャララ」になるという、少し奇妙な十字架を背負った人である。(本人はどう思っているのだろう?)女王役にはジュリー・アンドリュースを配置。彼女はかつてミュージカル版『マイ・フェア・レディ』のイライザを演じて記録的ヒットをとばしただけでなく、ディズニー映画の代表作『メリー・ポピンズ』にも出演実績がある。シンデレラ・ストーリーとディズニーに縁があり、これ以上の適役はない。そして肝心のアン・ハサウェイは、『プリティ・ウーマン』時代のジュリア・ロバーツと甲乙つけがたいキュートさ。冒頭の「それは普通ないだろ!」と誰もがツッコみたくなるダサさはやや過剰なものの、見事、今作を大ヒットに導いたのである。さらに、シンデレラ・ストーリー的要素だけでなく、ミアの監視役に命じられた、ヘクター・エリゾンド演じるジョーと女王クラリスとの、淡い大人の恋模様もストーリーに織り込む心憎い演出もある。これによって、「アン・ハサウェイは若くていいわねえ・・・」とため息をつく世代のハートもしっかり掴むことに成功。まさにかゆいところに手が届く、至れり尽くせりな作りになっている。そうそう余談ですが、ここでいつもとは違ったシンデレラ・ストーリーも観てみたい!という方のために、ひとつご紹介しておきたい。その名は2004年公開の『プリティ・ガール』9月のザ・シネマでは、5日(土)に、『プリティ・プリンセス』を放送する直前枠にてこの作品も放送する。また24日(木)にも放送するが、その翌日には『プリティ・プリンセス』をオンエアする。ぜひ、セットでご覧いただきたい。訊かれる前に説明しておくと、「プリティ・ホニャララ」なタイトルがついているものの、ゲイリー・マーシャルはまったく関係ありません。で、内容はというと、いわば玉の輿バージョン。王室の生活から逃れるため、アメリカ留学にお忍びでやって来たデンマークの皇太子が、普通の大学生に心惹かれていく・・・というもの。シンデレラ・ストーリー好きの方は、『プリティ・プリンセス』とあわせてお試し頂きたい。さらに最後にもうひとつ。次なるシンデレラ・ストーリーの誕生時期について、気になる情報をご報告します!つい最近、ジュリア・ロバーツ、アン・ハサウェイの新旧シンデレラが共演する映画『Valentaine's Day(原題)』の製作が決定したという。もちろん監督はゲイリー・マーシャル。これは必見でしょう!そこで、この場を借りて配給会社の方にお願いしたい!『Valentaine's Day(原題)』を日本で公開するときは、ぜひ『プリティ・バレンタイン』みたいなタイトルをつけちゃってください!楽しみにしてます!(奥田高大) ©Disney Enterprises Inc.
-
PROGRAM/放送作品
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
アン・ハサウェイ&ジュリー・アンドリュース出演の、大ヒットロマンティック・コメディ第2弾。
『バレンタインデー』のゲイリー・マーシャルが手がける“現代版シンデレラ”の続編。出演は引き続きアン・ハサウェイとジュリー・アンドリュース。プリンセスへと成長してゆく女性を描いた、王道ラブコメディ。
-
PROGRAM/放送作品
(吹)プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
アン・ハサウェイ&ジュリー・アンドリュース出演の、大ヒットロマンティック・コメディ第2弾。
『バレンタインデー』のゲイリー・マーシャルが手がける“現代版シンデレラ”の続編。出演は引き続きアン・ハサウェイとジュリー・アンドリュース。プリンセスへと成長してゆく女性を描いた、王道ラブコメディ。
-
PROGRAM/放送作品
(吹)モーク&ミンディ
2014年夏に惜しまれながらもこの世を去ったロビン・ウィリアムズ主演の幻のコメディドラマ。
名優ロビン・ウィリアムズが1978年に主演した幻の海外ドラマの第一話をザ・シネマで追悼放送。当時まだ役者として無名だった彼の初出演作であり、即興コメディアンとしての非凡な才能を披露した、まさに出世作。
-
PROGRAM/放送作品
バレンタインデー
1年に一度の大切な日に特別な思いが交錯する…豪華スター競演で贈る群像ロマンティック・ストーリー
『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が、オスカー女優ジュリア・ロバーツからブラッドリー・クーパーまでオールスターを結集。様々な世代とシチュエーションの恋模様を軽妙に連ねていく。
-
PROGRAM/放送作品
潮風のいたずら
ゴールディ・ホーンのキュートな魅力が全開!記憶喪失になった富豪夫人の新生活を描くラブコメディ
『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が、人気コメディエンヌのゴールディ・ホーンのキュートな魅力を引き出したラブコメディ。性格ブスの夫人を変身させる、粗野なカート・ラッセルとの相性も抜群。
-
PROGRAM/放送作品
マザーズ・デイ
それぞれの悩みを抱える女性たちが迎える“母の日”──豪華スター競演で贈る感動の群像ドラマ
2016年に逝去したゲイリー・マーシャル監督の遺作。群像劇を得意としたマーシャルが、ジュリア・ロバーツら大物女優の魅力を引き出しながら、様々な事情を抱える女性たちが家族と絆を深める模様を温かく綴る。
-
PROGRAM/放送作品
(吹)潮風のいたずら 【水曜ロードショー版】
ゴールディ・ホーンのキュートな魅力が全開!記憶喪失になった富豪夫人の新生活を描くラブコメディ
『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が、人気コメディエンヌのゴールディ・ホーンのキュートな魅力を引き出したラブコメディ。性格ブスの夫人を変身させる、粗野なカート・ラッセルとの相性も抜群。
-
PROGRAM/放送作品
フォーエバーフレンズ
何もかも正反対な女性2人の友情は永遠に─ベット・ミドラー主演の感動ヒューマンドラマ
家庭環境も性格もまったく異なる女性2人が育む長年の友情を、ベット・ミドラーとバーバラ・ハーシーが切なく爽やかに体現する。ミドラーが全曲のヴォーカルを担当し、主題歌「愛は翼に乗って」がグラミー賞を受賞。