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PROGRAM/放送作品
恋人たちの予感
こんな恋がしたい!と世界中が夢中になった!ロマ・コメの女王メグ・ライアンの主演作!
後に『めぐり逢えたら』で大人気女流監督となるノーラ・エフロンが珠玉の脚本を執筆。『スタンド・バイ・ミー』の名監督ロブ・ライナーが男女の友情が恋にかわっていく瞬間を見事に撮り上げた傑作恋愛映画!
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COLUMN/コラム2014.12.01
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年12月】にしこ
「ロマンチック・コメディの女王」と言えば、古くはメグ・ライアン、現役続行中のキャメロン・ディアス、実力派リース・ウィザースプーン、はたまたエマ・ストーン?と名前が挙がってくるのでしょうが、真にこの名にふさわしいのはこの人しかいません。ノーラ・エフロン。2012年に急逝されたこの偉大なロマンチック・コメディ界の巨星の最高傑作と言い切りたい!それが『恋人たちの予感』です。彼女はこの作品の脚本家でありますが(監督は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー。ノーラが監督し、大ヒットした『めぐり逢えたら』に、トム・ハンクスの親友役としても出演しています)、この作品は会話劇と言っても過言ではないほど、登場人物がしゃべるしゃべるしゃべる。ずばりと男女の考え方の違いをウィットに富んだ表現でしゃべるしゃべる。ハリーとサリーはシカゴ大学を卒業し、就職の為にNYへと向かう車の相乗り相手として知り合います。サリーは理想主義の優等生タイプ。ハリーは世の中を斜に構えて見ているペシミスト。自分は恋人の友人であるにも関わらず口説いてくるハリーにサリーは嫌悪感を抱きつつ、合うはずもない2人、NYに到着し「もう二度とお会いすることもないでしょう」的お別れをします。車の中での会話も男女の考え方をユニークでありながら、端的に主役二人に語らせます。「男女の友情なんて存在しない。男は女に魅力を感じた時点でヤリたいと思ってる」「そんな事はない、私には男友達が沢山いる」という2人の会話が後半部分の伏線となっていきます。それから5年後、2人はばったり空港で再会。サリーがハリーの友人の恋人だった為気づいたものの、それがなければ気づかなかった程、相手に関心のない2人。挨拶のみでさようなら。さらに6年後、ハリーの離婚直後にNYの本屋で再会。ちょうどサリーも恋人と別れたばかり。最初の出会いから11年経って初めて、お互いに心を開き合い、2人は親友になります。「魅力的だけど寝たいと思わない初めての女性だ」。ハリーはサリーに言います。数々の名シーンはあれど、1つあげるのであれば、伝説の名シーン。「自分の過去の彼女は皆、自分とのセックスに満足していた!」と言い張るハリーにサリーが「女は誰でも人生に1度はオーガズムに達するフリをした事がある」と主張。「そんなばかな事あるか!」と取り合わないハリーに、お客が大勢いるカフェの中で、あられもないオーガズムの演技を披露する。というアレです。サリーが大熱演を終えた後、1人の中年の女性にカメラが。オーダーを取りに来た店員に「彼女(サリー)と同じものをちょうだい」というシーンがあります。その中年の女性を演じているのは監督、ロブ・ライナーの実のお母様!!お互いの違うところを理解した上で受け入れ、嬉しいことはもちろん、悲しいことも何でも共有したいと思う間柄になった2人。そんな2人の素晴らしい親友ライフは、2人がなんとなく流れでセックスしてしまった事件によってぎくしゃくしたものに…「男女の友情は成立するのか?」映画+「男女の頭の中のギャップ」映画でもある本作。テーマは男女の性差、ですが、性別関係なく、確実に楽しめます!そして必ずやハッピーな気持ちになれる事請け合い!!いつ見ても楽しめますが、ぜひクリスマスに観ていただきたい1本。 WHEN HARRY MET SALLY © 1989 CASTLE ROCK ENTERTAINMENT. All Rights Reserved
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PROGRAM/放送作品
メイフィールドの怪人たち
怪人は隣人か、それとも夢中で近隣を監視する住人たちか?トム・ハンクス主演のホラー・コメディ
トム・ハンクス演じるレイの妻を演じるのは、『スター・ウォーズ』のレイア姫でも知られるキャリー・フィッシャー。劇中には古典ホラー好きで知られるジョー・ダンテ監督の趣味が随所にちりばめられている。
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COLUMN/コラム2018.09.21
A級スターたちが集まって、ものすごく 馬鹿げたコントを見せる傑作コメディ『アメリカン・パロディ・シアター』
『アメリカン・パロディ・シアター』、1987年の映画です。 日本では劇場公開されずに、ビデオで発売されました。レンタルビデオブームの最盛期でしたね。50歳以上の人じゃないと覚えていないと思うんですけど、日本中、どこに行ってもレンタルビデオ屋さんがあった時代です。1985年から90年くらいにかけてなんですけど。 この映画にもレンタルビデオ屋さんが出てきます。“カウチポテト”といわれる、ソファに座ってビデオを観るのが流行った時代で、この映画はまさにカウチポテト族を対象にして作られた“レンタルビデオ用映画”なんです。監督はジョン・ランディス。『ブルース・ブラザーズ』(80年)や『アニマル・ハウス』(78年)という傑作を作ってきた、コメディの巨匠なんですけど、この人の出世作『ケンタッキー・フライド・ムービー』(77年)は、短いコントが脈絡なくつながっていく映画で、この『アメリカン・パロディ・シアター』も同じ形式のコント集です。 で、コント集ですから、何人かの監督が手分けをしています。たとえばジョー・ダンテ。『グレムリン』(84年)で世界的な大ヒットを飛ばした監督ですね。この人のいちばん最初の作品『ムービー・オージー』(68年・未)は、TVをずっと録画してて、それを編集して、コマーシャルや歌番組やドラマや映画をぐちゃぐちゃにつないで笑えるものに組み替えた、6時間もある自主映画でした。もちろん著作権を無視しているので、観ることはできないんですが、要するに当時の言葉でチャンネル・サーフィン、今でいうザッピングをそのまま映画にしたようなものらしいです。で、この『アメリカン・パロディ・シアター』という映画自体が、その『ムービー・オージー』と同じ構成なんですね。 深夜に何もやることがない人が、TVのチャンネルをカチャカチャ替えるのをそのまま映画にしたような。この、チャンネルをカチャカチャ替える感じというのも、若い人にはわからないかもしれないですけど(笑)。つまり、ジョン・ランディスとジョー・ダンテという2人のコメディ監督が、原点に戻って撮ったのが、この『アメリカン・パロディ・シアター』です。 まあ、バカバカしい映画ですけど、今でもまったく古びてない秀逸なギャグも多いです。ランディスが演出した「ソウルのない黒人」とか、ダンテの「人生批評」は傑作です。あと、あっと驚くような当時の大スターが特別出演してるのもポイントです!■ (談/町山智浩) MORE★INFO. 本作は85年に撮影され、86年には完成していたが、ランディス監督の『トワイライトゾーン/超次元の体験』訴訟(ヴィク・モローが撮影中に事故死した事件)が長引いたため、アメリカ公開は87年になった。冒頭のパニック映画風なメイン・テーマは巨匠ジェリー・ゴールドスミス。「病院」スケッチの患者ミシェル・ファイファーと夫役ピーター・ホートンは、実生活でも結婚したばかりだった。ランディス監督のトレードマーク「See You Next Wednesday」、今回は「ビデオ・パイレーツ」の挿話の中に出てくる。コンドームを買いに行く「Titan Man」挿話は、名作『素晴らしき哉、人生!』(46年)のパロディ。ヘンリー・シルヴァがホストを務める、ネッシーが切り裂きジャックだったという挿話「Bullshit or Not」は、漫画家ロバート・L・リプリーの『Ripley's Believe It or Not(ウソかマコトか)』のパロディ。
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PROGRAM/放送作品
ブルース・ブラザース
伝説のミュージシャンたちが豪華集結!全身黒ずくめの悪ノリコンビが大暴走する破壊力満点コメディ
米国のコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の人気キャラクター“ブルース・ブラザース”が歌って踊って大暴れ。レイ・チャールズら有名歌手のゲスト出演や、破天荒なカー・アクションなど見せ場が満載。
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PROGRAM/放送作品
死海殺人事件
今度の殺人は死海!名探偵ポアロが難解な事件に挑む、アガサ・クリスティ原作の異国情緒ミステリー
アガサ・クリスティの“名探偵ポワロ”シリーズ小説「死との約束」を映像化。映画では3度目のポワロ役となるピーター・ユスティノフが、板についた演技で名探偵の余裕と貫禄を見せる。中東への旅行気分も味わえる作品。
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PROGRAM/放送作品
夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史
スター・ウォーズが映画を変えた!旧三部作製作の背景を明らかにするドキュメンタリー
若手監督による、当時の流行に逆行した『スター・ウォーズ』。成功が不安視され、映画会社も期待をかけない中で公開されたこの作品が、映画を変えた。その背景を、監督、スタッフ、キャストたちの証言で解き明かす。
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PROGRAM/放送作品
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
衝撃的なルーク出生の秘密が明らかに。前作と最終作をつなぐブリッジ的役割を果たすエピソード5
ルーク出生の秘密や、レイアとソロの恋愛模様が描かれる第2弾。ルーカスは製作総指揮に回って金策に専念。監督を大学時代の恩師で『アイズ』のカーシュナーに、脚本を高名な女流SF作家リー・ブラケットに委ねた。
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PROGRAM/放送作品
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
ついにルークがジェダイとなってダークサイドと対決。旧トリロジーの完結編となるエピソード6
初期タイトル案『ジェダイの復讐』のまま日本では公開され定着したが、「ジェダイは復讐しない」との考えから04年、『ジェダイの帰還』と改題された旧サーガ最終章。監督は人手に委ねつつルーカスが脚本に復帰。
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PROGRAM/放送作品
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
『スター・ウォーズ』サーガはこのエピソード4から始まった。映画史の流れを変えた歴史的傑作
古典的な冒険譚を、SFの形を借りて、優れたデザインとサウンドで彩りながら蘇らせた本作。70年代米国映画の暗鬱・深刻な流行はこの1本で吹き飛び、痛快なエンターテイメントが復活した。映画史を変えた1本。