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PROGRAM/放送作品
恋とスフレと娘とわたし
幸せはスフレのように甘い!可愛い娘とお洒落な母親が理想の恋人を見つけるために大奮闘!
『アニー・ホール』でアカデミー賞に輝いたウディ・アレンのミューズ、ダイアン・キートンが主演。サバサバしすぎていて男運の無い娘役に、『海底47m』のマンディ・ムーアが扮したロマンティック・コメディ。
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COLUMN/コラム2017.08.15
みんな大好きポルノをオンライン決算で見やすくしたアダルト業界のイノベーターに肉薄〜『ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち』〜8月17日(木)ほか
■冒頭にピーウィー・ハーマンも登場する 恐らく劇中に下半身ネタが満載されているのと、スター不在のせいで、日本では劇場未公開となった『ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち』を観ると、そんなインターネット創生期のカオスがひしひしと伝わって来る。時代はまさにソーシャルメディアが劇的に変化しようとしていた1997年。例えば、それ以前にポルノ映画を自宅で鑑賞しようと思ったら、レンタルビデオ店に足を運ぶか、(海外からこっそり持ち込むか@日本)、製作元から直接取り寄せるか、しかなかったはず。よくもまあ、そんな面倒臭いことができたもんだと思う。仕方がない。みんな大好きなんだから。映画の冒頭に誰だってポルノを観ながらオ○ニーするのが大好きというコーナーがちゃんと用意されているし。コーナーの最後を飾るのは、ポルノ映画館でオ○ニーしているのが見つかって逮捕され、社会復帰後、時代に関係なく特にアメリカでは絶対×の児童ポルノ所持で再逮捕されたオ×ニー大好きセレブ、コメディアンのピーウィー・ハーマンことポール・ルーベンスだ。 ■オンライン決算のパイオニアはアダルトだった? さてそこで、立ち上がった直後のネット上にポルノ画像専門のサイトを開設し、有料での閲覧を思いつくのが、物語の言わば発起人である元獣医のウェインと元科学者のバックの2人組。堅気の人生を送るのはそもそもかなり難しい享楽的ジャンキーの2人だったが、システムに精通していたバックが"オンライン・カード決済システム"をたったの15分でプログラミングしたことで、上がりは一気に100万ドル超え。このシステムのおかげで、地球上の男たちは誰にも知られず、何ら手を煩わせることなく、ワンクリックで視聴料を決済するだけで、各々が好みの女性(または男性)、好みのプレイにアクセスできるようになったわけだ。実話にインスパイアーされたという本作だが、アダルト産業に革命をもたらした男たちの成功と、必然的に訪れる挫折のプロセスを描く上で、どこまで事実を踏襲しているかは定かではない。しかし、"オンライン・カード決済システム"を最初に導入したのはアダルト産業だったとも言われていて、着眼点は下半身を見据えている分、ある意味鋭い。同時期に公開され、比較された『ソーシャル・ネットワーク』(10)のFacebookに匹敵するメディア革命を扱った野心作、という見方だってできそうだ。 ■『ソーシャル・ネットワーク』とはここが違う その『ソーシャル・ネットワーク』は、開発したシステムがセンセーショナルで想定外の巨額マネーを生んでしまったばっかりに、若者たちの人間関係がマネーゲームに取り込まれ、破綻していく様子を描いて、そこはかとない虚しさを漂わせていたのとは違い、『ミドルメン』はアダルトだけに裏社会もの。かなり血生臭い。ユーザーからの注文でオリジナル動画を製作しようと、ロシアン・マフィアが経営するストリップ・クラブに入り浸り、そこでマフィアとの契約を破って窮地に陥った2人組を助けるために、弁護士を介してこのカオスに加わることになる実業家、ジャックを主軸に、これ以降の物語は進んでいくことになる。 ■成功依存症に二日酔いはないってか? 最初はポルノになど関わりたくなかったジャックだったが、オンラインシステムの導入でビジネスが一気に巨大化した時、顧客とポルノ業者の間を取り持つ仲介業(=ミドルメン)を発案。それが大成功を収めたためにもはや後戻りできなくなる。本来は真面目で家族思いのジャックが、金と権力と女を手にした途端、何かに憑かれたように浮き足立っていく様は、終始喧噪の中で展開する物語の中で、妙に胸に突き刺さる部分。男として望むものをすべて手に入れた状態に依存し、それが異常であることに気づかないジャックは、モノローグの中でそんな自分をこう振り返る。「この依存症に二日酔いはないのが怖い」と。成功とは、現実に直面する不快な翌朝は決して訪れない、永遠に続くかに思われる祭のようなものかも知れないと、この独白からは想像できる。本作に製作者として関わり、ジャックのモデルとも言われているクリストファー・マリックなる人物が、虚実入り乱れた物語の中に注入した数少ない真実が、もしやコレなのではないだろうか? ■プロデューサーもアダルト業界も変わった! 因みに、『ミドルメン』に引き続き、同じジョージ・ギャロ監督と組んでセルマ・ブレア主演のクライムミステリー『Columbus Circle』(12)を製作する等、映画プロデューサーとしての人生も開拓してしまったマリックは、その傍らでしっかり仲介業は続けているとか。どうやら、祭は場所と形を変えてしぶとく続いているようだ。 ところで、アダルト産業はさらに状況が変化している。レンタルDVDは勿論、PCでのオンデマンド視聴も減少の一途を辿り、今やスマホでポルノを見るのが主流になって来ている。アダルトサイトの"Pornhub"によると、女性の視聴者が年々増加しているとか。思えば、こんなジェンダーフリーの時代に、『ミドルメン』で描かれるような女性は見せる側、男性は見る側という区分は、過ぎ去った前世紀の遺物になりつつあるのだ。 ■ルーク・ウィルソンが"下ぶくれ"過ぎ ジャック役のルーク・ウィルソンを見て、それがルーク・ウィルソンだと気づく人は少ないかも知れない。そうでもないか。だが、かつて、ウェス・アンダーソン監督の『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)に兄のオーウェン・ウィルソンと出演し、ドリュー・バリモアやグウィネス・パルトロウと交際していた頃のイケメンぶりはどこへやらの"下ぶくれ顔"には、正直どん引きである。だからこそ、見方を変えれば巻き込まれ型のジャックを演じるのに、彼のヌーボーとしてつかみどころのないルックは効果てきめんだったとも言えるのだが。 ■76歳のロバート・フォスターが脇で渋い!! 地味だが脇役がけっこう充実している。ジャックにハイエナの如く付きまとう初老の弁護士、ハガティを演じるジェームズ・カーンを筆頭に、FBI捜査官役のケヴィン・ポラック、ギャング役のロバート・フォスター等は、各々1960年代から2000年代にかけて、長くハリウッド映画を支えてきたベテランたちだ。世代によって、記憶を刺激する顔は違ってくると思うが、特にアメリカン・ニュー・シネマの隠れた傑作『アメリカを斬る』(69)で、人種差別の実態を追求するTVカメラマンを演じて以来、76歳の今も現役バリバリのフォスターにシビレる人は多いはず。今現在、フォスターは『アメリカを斬る』から数えて79作目になる長編映画『What They Had』で怪優、マイケル・シャノンと共演中だ。これが日本では劇場未公開にならないことを願うばかりだ。日本にもコアなファンが多いマイケル・シャノンだから大丈夫だとは思うが。■ Middle Men © 2017 by Paramount Pictures. All rights reserved.
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アメリカン・アウトロー
幾度となく映画化される国民的ヒーロー、ジェシー・ジェームズの半生を描いた青春ウェスタン
アメリカ西部史上その名をとどろかせた実在のアウトロー、ジェシー・ジェームズを『アレキサンダー』のコリン・ファレルが演じる。監督は『34丁目の奇跡』『フラバー』のレス・メイフィールド。
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リクルート
アル・パチーノ×コリン・ファレル競演。知られざるCIAの内幕をリアルに描いたトリッキー・サスペンス!
新人採用から秘密工作員の養成など、知られざるCIAの内幕を描き、罠と陰謀に翻弄された男をトリッキーに描く。誰を信じればいいのか!?観るものをも人間不信に陥らせるサスペンス。
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ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち
アダルト業界版『ソーシャル・ネットワーク』!ポルノサイトの成功と闇に迫った実話ドラマ
アダルト業界版『ソーシャル・ネットワーク』!インターネット黎明期に有料ポルノサイトを成功させた先駆者たちの栄光と闇に迫った実話ドラマ。監督・脚本は『ミッドナイト・ラン』で脚本を務めたジョージ・ギャロ。
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PROGRAM/放送作品
ホワイトアウト
氷点下50℃の密室・南極で初の殺人事件が起きる!身も心も凍りつく極限ミステリー・サスペンス
同名グラフィック・ノベルを原作に、南極を巨大な密室に仕立てて描くミステリー・サスペンス。雪で視界が白一色となるホワイトアウトをはじめ、極寒の地ならではの過酷な環境で繰り広げるサバイバルにゾクッとする。
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PROGRAM/放送作品
ホワイトアウト [PG12]
[PG12]氷点下50℃の密室・南極で初の殺人事件が起きる!身も心も凍りつくミステリー・サスペンス
同名グラフィック・ノベルを原作に、南極を巨大な密室に仕立てて描くミステリー・サスペンス。雪で視界が白一色となるホワイトアウトをはじめ、極寒の地ならではの過酷な環境で繰り広げるサバイバルにゾクッとする。
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PROGRAM/放送作品
ザ・スピリット
[PG12相当]伝説のグラフィックノベル作家の美学が炸裂!覆面ヒーローの活躍を描くアクションノワール
自作の映画版『シン・シティ』で共同監督を務めた人気グラフィックノベル作家フランク・ミラーが、初めて単独でメガホンを握る。スタイリッシュなパートカラー映像やコミック的な演出で独自の美学を刻み込む。
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PROGRAM/放送作品
エネミー・ライン
敵地に墜落したパイロットが決死の脱出に挑む!スピード感あふれる映像に手に汗握る戦争アクション
コメディ映画で活躍するオーウェン・ウィルソンが、シリアスな演技と生身のアクションで新境地を開拓。戦闘爆撃機F/A-18や空母カール・ヴィンソンなど、米海軍の全面協力で実現した戦場描写も迫力満点。
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PROGRAM/放送作品
S.W.A.T. 闇の標的
警察特殊部隊の激闘をリアルに描いた大ヒット・アクション『S.W.A.T.』、待望の第2弾!
迫力のガン・アクションや爆破シーン、本格的な特殊部隊の訓練シーンなど見どころ満載の緊迫クライム・アクション。警察特殊部隊への執拗な復讐に対し、生死をかけて立ち向かう精鋭たちの熱き人間ドラマ。