検索結果
-
PROGRAM/放送作品
今日、キミに会えたら
アメリカとイギリス…国境を越えて思いは募る。サンダンス映画祭でグランプリを受賞した切ない遠距離ロマンス
『スター・トレック』のアントン・イェルチンやオスカー女優ジェニファー・ローレンスら才能豊かな若手が結集。ドキュメンタリー・タッチでリアルに綴り、サンダンス映画祭でグランプリを受賞した切ない遠距離ロマンス。
-
COLUMN/コラム2015.08.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年9月】おふとん
映像の魔術師フェリーニの代表作。女の美しさ、街の美しさ、そして退廃的な生活の美しさ…まさにローマを見てから死ね状態です!ナポリなんかに負けません。この映画観ずして、映画語るべからず。 ヨーロッパ映画好きも、そうでない人も人生で一度は観ておきたい『甘い生活』。絶対に損はさせません。 9月ザ・シネマでは【特集:夜明けのフェリーニ】をお届け。代表作『甘い生活』から『魂のジュリエッタ』『女の都』、さらに『崖』『オーケストラ・リハーサル』といったマニア作までたっぷりとフェリーニの魅力をお送りします。お見逃しなく! © Rizzoli 1960
-
PROGRAM/放送作品
デビル・インサイド
『パラノーマル・アクティビティ』のスタッフが新たな衝撃を放つ!迫真のモキュメンタリー・ホラー
聖職者へのインタビューや手持ちカメラで表現した記録映像タッチなど、“モキュメンタリー”と呼ばれる疑似ドキュメンタリー形式で悪魔祓いをリアルに描く。“何か”に憑依された者の豹変ぶりが生々しい恐怖を醸す。
-
COLUMN/コラム2015.08.15
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年9月】にしこ
バンドマンのジェリー(ジャック・レモン)とジョー(トニー・カーティス)はひょんな事からギャングの抗争に巻き込まれ殺人現場を目撃!ギャングの目くらましの為に欠員募集中の女性ばかりの旅の楽団に女装してもぐり込む。楽団で知り合った女性シュガー(マリリン・モンロー)にぞっこんLOVEになってしまう2人だが、女装している為気持ちを打ち明けるわけにもいかず…。 というシンプルなストーリーですが、見どころ満載!まず、ジェリー役のジャック・レモンは劇中のほとんどを女装で演じていますが、これがなんともいえない!どうみても結構ガタイの良い男が女装しているだけなのですが、ジャック・レモンの名人芸故に、ダフネというベーシストがコケティッシュな魅力に溢れたキュートな女性に見えてきます。それを証拠に彼女(彼?)は年老いた大富豪に求婚されるに至るのですから! トニー・カーティス扮するジョーは、シュガーの恋心を得る為に、大富豪の子息と女装のジョゼフィーンを演じ分けるわけですが、このドタバタが、わかっているけれど面白い!うっかりイヤリングつけたまま、大富豪の子息ルックで愛を囁いたりしてしまいます。 ビリー・ワイルダー作品は皆そうですが、小粋でおしゃれ!禁酒法時代のファッションやインテリアも、観る目に楽しくあります。女性だらけの楽団なので、当時の女性のブラジャーやネグリジェなども出てきてキュート! 物語最後のラインは、名セリフとして有名ですが、なるほど「ぎゃふん!」とうなる見事なひとこと!お見逃しなく! そして何より、シュガーというヒロインを演じるマリリン・モンロー。この映画を観た方ならば誰でも例外なく彼女の魅力の虜になる事でしょう。だって本当にチャーミングなんです!グラマーで美人なだけではなく、お酒好きで少女の様に純粋で、かなり抜けててエロかわいいんだから! SOME LIKE IT HOT © 1959 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved
-
PROGRAM/放送作品
(吹)マチェーテ
70年代のチープな俗悪映画の雰囲気を21世紀に本気で蘇らせた、ロドリゲス監督の映画偏愛に満ちたバイオレンス怪作
ロバート・ロドリゲス監督がB級映画『グラインドハウス』と併せて作った偽予告編『マチェーテ』を本当に映画化。名脇役として活躍してきた悪役俳優ダニー・トレホが初主演を務め、豪華スターが脇を固める。
-
COLUMN/コラム2015.08.10
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年9月】うず潮
「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフが同シリーズ前に主演したジェットコースター・スリラー!全米で3週連続No.1ヒットを記録。この大ヒットを受けて次作『イーグル・アイ』で本作の監督カルーソーと再びタッグを組むきっかけとなったそう。本作で彼が演じるのは、校内暴力事件を起こして自宅軟禁生活を送るはめになった高校生役。しかも一歩でも自宅から出ると、足首に強制的に装着されたセンサーが反応。直ちにパトカーがやってくるという、日本じゃあり得ない徹底ぶり!煩悩満タンの男子高校生には、キツイすぎるこの仕打ち…そこで彼は、溜まった欲望を吐き出すため、持っていた双眼鏡で近所を覗き見を開始。隣人の生活パターンや、引っ越してきた美少女を追いかけていくうちに、他人の私生活の覗き見から抜け出せなくなっていく。そんなある日、血まみれのゴミ袋を運ぶ隣人の姿を目撃。好奇心から隣人の行動を友人(なぜか美少女ともお友達に)と共に探り始め、引き返せない事態にハマっていく。「覗き」という非日常から徐々に物語に引き込まれていく本作。ド派手なアクションも無敵の殺人鬼も登場しませんが、普通の生活に潜む狂気が入りまじり、ハラハラドキドキが楽しめる1本です。ぜひご覧ください! COPYRIGHT © 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
-
PROGRAM/放送作品
ヤング≒アダルト
元高校一の美女、地元を見下す自称「都会の小説家」37歳…シャーリーズ・セロンがイタい女に捨て身でなりきる
『JUNO/ジュノ』の監督ジェイソン・ライトマン×脚本家ディアブロ・コディが再び組んで描くブラックコメディ。大人になりきれない37歳勘違い女のイタすぎる大暴走を、シャーリーズ・セロンが体当たりで演じきる。
-
COLUMN/コラム2015.07.24
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年8月】うず潮
死の運命に弄ばれる若者たちを描いた『ファイナル・デスティネーション』の続編となる本作。前作を見ていなくてもご安心を。どっぷりとハマれます! ウキウキ気分で車で旅行に出かけたキンバリーとその友人たち。ハイウェイの入り口で信号待ちしていたキンバリーの脳内に、ハイウェイで起こる悲惨な大事故の生々しい映像が映し出されてしまうのです。我に返ったキンバリーは、事故を防ごうとハイウェイの入り口を車で封鎖。クラクションと怒号が飛び交う中、キンバリーの目の前で大事故が発生。本当は死ぬはずだった皆様から感謝されるキンバリー。しかし、彼らの身に仕組まれたかのような死の恐怖が降りかかるのです。 ドミノ倒しのようなキッカケで始まる死の予感、唐突に訪れるショッキングシーン…時間を忘れて思わず見入ってしまうこの映画。あまりの人気でシリーズ化されてます!ザ・シネマでは、第3弾の『ファイナル・デッドコースター』、第4弾の『ファイナル・デッドサーキット』も合わせて放送します。続けて見ると面白さ倍増! ©MMIII NEW LINE PRODUCTIONS,INC.ALL RIGHTS RESERVED
-
PROGRAM/放送作品
特番 『ふきカエ ゴールデン・エイジ』前編
プレイバック80年代TV洋画劇場!エクスペンダブルズ重鎮声優が語る、洋画劇場ゴールデン時代の思い出!
80年代アクションスターが再集結した『エクスペンダブルズ』シリーズ。日本語吹き替え版も錚々たる声優陣が揃い踏みだ。この番組では大御所6人が一堂に会して、懐かしの80年代TV洋画劇場の思い出を熱く語る。
-
COLUMN/コラム2015.07.17
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年8月】キャロル
「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセン主演、ナチス政権下の葛藤を描くヒューマンドラマ。 ベルリンの大学で教鞭をとるジョンは、ノイローゼ気味の妻に代わって家事と二人の子供たちの育児、そして母の介護に追われる日々。精神科医であり親友であるユダヤ人のモーリスと過ごす時間が唯一の息抜きだった。これといった主張も特徴もなく無難に生きてきたジョンだったが、昔書いた小説をヒトラーに気に入られたことをきっかけにナチ党に入党。そのことに愕然とするモーリスとの関係に亀裂が入る一方で、ジョンは教え子で愛人だったアンと再婚したり、出世し教授になったりと、これまでになく順調な人生を歩み始める。ナチ党のユダヤ人迫害が増していることを日々肌で感じているモーリスは決死の思いでジョンに助けを求めるのだが、ジョンは事態を深刻に受け止めず、自力で何とかしろと突き放す。数年後、いよいよ戦況が激化するなか強制収容所の実態を知ったジョンは、音信不通となったモーリスの行方を追うのだが・・・。 この映画は、ナチスを批判する勇者でもユダヤ人を救うヒーローでもない、自分の安全のために無難な選択をして時代に流されていく、真面目で誠実な一般市民の姿を描いています。どうしてユダヤ人の親友がいるのにナチ党に入ったの?なぜ親友を助けてあげようとしなかったの?と、ジョンのとった行動は理解しがたく、ただ流されていく姿に共感できないと感じる人は私を含め多いでしょう。しかし、「もしもジョンが自分だったら・・・?」そう置きかえると矛盾を感じてしまうところがこの映画を“面白くなく”しており、実はミソなのではないかと思うのです。「入党すれば昇進できて生活が安定する。それに社会的地位も上がる」「最近はユダヤ人への風当たりが強い。でも(モーリスは)裕福だし何とかなるだろう」と考えたジョンや、「これだけ沢山の人が支持している人気の政党なのだから大丈夫に決まってるじゃない」と深く考えない若者アン。ナチスの黎明期では、迫害の現実や変貌を遂げようとしている一国の未来の姿に恐怖するのは一部の有識者のみで、大半の一般市民がジョンやアンと同じだったのではないでしょうか。今の日本に置き換えると、そう他人事にも思えません。ちょっと痛いところ突かれた感じが、この映画を“面白くない”と感じさせる後味の悪さであり、本当の面白さのような気がするのです。 © 2007 Good Films Ltd.