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PROGRAM/放送作品
シネマ・トーク~ザ・シネマ開局10周年スペシャル~(後編)
この十年の映画界の動きと、ザ・シネマ10年の歩みを豪華出演者と共に見ていく記念特番
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COLUMN/コラム2016.11.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2016年12月】キャロル
1990年『グローリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、その後主演男優賞に2度ノミネートされ“もっともアカデミー主演男優賞に近い黒人俳優”としてその日を期待されていたデンゼル・ワシントンが、ついに2001年に受賞を果たしたのが本作『トレーニング デイ』。今や善、悪、そのどちらでもないグレーな役など、さまざまな人物を演じられる実力派名俳優ですが、公開当時は軍人や弁護士といった正義感あふれる真面目なイメージが強かった彼が、本作ではそれらのキャラクターからは想像できない、キャリア初の悪役(しかも超こわい悪徳刑事)を演じたというのが最大の見所でした。2017年公開、名作西部劇『荒野の七人』のリメイク『マグニフィセント・セブン』の公開が待ち遠しいですね!主演デンゼル・ワシントンの名声を確固たるものにした『トレーニング・デイ』を、ザ・シネマでどうぞお楽しみに。 COPYRIGHT © 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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PROGRAM/放送作品
【削除】プラチナ・シネマ トーク<8月号総集編>
ザ・シネマの週間イチオシ作品枠、土曜字幕・日曜吹き替え夜9時「プラチナ・シネマ」の解説番組総集編
映画ソムリエの東紗友美が、毎週、著名な有名映画ライターや評論家を迎えて送る、イチオシ枠「プラチナ・シネマ」直前の映画解説ミニ番組。その5分番組をまとめた月間総集編。
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COLUMN/コラム2016.11.19
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2016年12月】うず潮
ジョン・レノンと言えば、平和を愛する稀代のミュージシャンですが、その若い頃はヤンチャ過ぎる!有り余るエネルギーを発散できず、悪友と一緒に無賃乗車はするわ、万引きはするわ、ナンパはするわのやりたい放題で、学校の札付き問題児。そんな彼が2人の母の思いに揺れながら、音楽に目覚め、青年へと成長していく日々を繊細に描いた青春映画です。その若きジョン・レノン役に扮するのは、『キック・アス』のアーロン・ジョンソン。ジョンのナイーヴな一面を見事に演じています。 映画の中で、ジョンがバンドを組み始め、ポールと初対面するシーンがあるのですが、「こんな出会いだったのか」とちょっと感動してしまいます。そして、若き日のジョンとポールの関係性を描いたシーンもこの映画の見どころのひとつ。二人が膝を付け合せて、ギターを弾くシーンは、思わず当時の二人の姿を想像してしまいますよ。ビートルズファンの方はもちろん、ファンじゃない方も是非ご覧頂きたい1本です。ビートルズサウンドの原点を感じられるはず! 余談ですが、本作の監督サム・テイラー=ウッドとこの作品で出会ったアーロン・ジョンソンは、23歳の年の差をはねのけ、監督と結婚しちゃいました! © 2009 Lennon Films Limited Channel Four Television Corporation and UK Film Council. All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション
今度の惨劇は“リメイク殺人”…犯人は誰?大ヒット・ホラー「スクリーム」シリーズが11年ぶりに復活
ホラー映画の鬼才ウェス・クレイヴン監督による人気シリーズの11年ぶりとなる第4作が、主要キャストの再集結によって実現。ホラーのお約束ネタや名作パロディなど、ホラーを熟知した監督ならではの描写も健在。
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COLUMN/コラム2016.11.01
官能的で背徳的、かつ、繊細で美しく上品な青春残酷物語。イタリアン・エロス激レア作『アパッショナータ』(旧題『欲望の果実/許されぬ愛の過ち』)
映画の楽しみ方というのは人によって様々だとは思うが、恐らく“女優で見る”という映画ファンも少なくないだろう。かくいう筆者もその一人。スクリーンに美しくも神々しい大輪の花を咲かせる女優は、その存在自体がまさしく芸術だ。もちろん、なにも若けりゃいいってもんじゃないし、綺麗なだけで中身のないマネキンを女優と呼ぶのも憚られる。美しさにだっていろいろ。肝心なのはスターのオーラであり、立ち振る舞いであり、スタイルであり、そして演技者としての表現力だ。優れた女優は時として平凡な映画を傑作に変えることだってあるし、作り手に思いがけないインスピレーションを与えることもある。 それぞれの時代のそれぞれの国で素晴らしい女優が存在してきたが、中でも’50~’70年代にかけてのイタリア映画は世界に冠たる女優の宝庫だったと言えよう。ソフィア・ローレンにジーナ・ロロブリジーダ、アンナ・マニャーニ、ロッサナ・ポデスタ、ヴィルナ・リージ、クラウディア・カルディナーレ、ステファニア・サンドレッリ、ラウラ・アントネッリなどなど枚挙にいとまない。ウルスラ・アンドレスやマリーザ・メル、アニタ・エクバーグなどの外国女優も、イタリア映画に出演すると格段に輝いて見えた。さすがは、ディーヴァの語源となった国である。 前置きがすっかり長くなってしまったが、今回のお題目であるイタリア映画『アパッショナータ』(’74)もまた、女優で魅せる映画だと言える。主演はオルネラ・ムーティとエレオノラ・ジョルジ。クールな佇まいに情熱的な瞳のブルネット美女ムーティに対し、淑やかでどこかアンニュイなブロンド美女ジョルジ。この絶妙な好対照ぶり。抜群のコンビネーションである。しかも、’70年代のイタリア映画らしく大胆なヌードシーンもてんこ盛り。なんていうと下世話に聞こえるかもしれないが、必要とあらばいくらでも脱ぐ…いや、必要がなくても脱いでいいのだけど、とにかくそれくらいの気骨があってこそプロの女優だろう。 まずは簡単にストーリーの解説から入るとしよう。舞台は現代のローマ。女学生のエウジェニア(オルネラ・ムーティ)とニコラ(エレオノラ・ジョルジ)は大の親友で、どちらも思春期の多感な年頃だ。エウジェニアの父親エミリオ(ガブリエル・フェルゼッティ)は裕福な歯科医、母親エリザ(ヴァレンティナ・コルテーゼ)は元コンサート・ピアニスト。傍から見ると何不自由のない幸せな家族のようだが、父親は仕事で忙しく家庭を顧みる余裕がなく、母親はノイローゼ気味で情緒不安定。家の中には、いつもどこか気まずい空気が漂っている。一方のニコラは外交官の娘だが、今は伯母のもとで暮らしており、両親の愛情に飢えている複雑な少女だ。 ある日、エミリオの治療を受けたニコラが彼を誘惑する。相手は娘の親友だ。戸惑うエミリオだが、しかし若くて美しい彼女の魅力には抗し難いものがあった。そんな2人の危うい関係を察知したエウジェニアは、まるで対抗心を燃やすかのように父親を性的に挑発。エミリオもエミリオで、実の娘をこれまでとは同じようには見れなくなっていく。近親相姦すら匂わせる危険な三角関係。その不穏な空気は母親エリザの精神をも蝕み、やがて美しくも完璧なブルジョワ家庭は静かに、だが確実に崩壊していく…。 いわゆるイタリアン・エロスの系譜に属する作品ではあるものの、それだけで片付けられないのは、本作がマルコ・ベロッキオの『ポケットの中の握り拳』(’65)やピエル・パオロ・パゾリーニの『テオレマ』の流れを汲む映画でもあるからだ。要するに、家族の崩壊というテーマである。’68年にフランスで起きた学生運動、いわゆる五月革命はたちまちイタリアへと飛び火し、その前後に“新イタリア派”と呼ばれる反体制的な映像作家や、そうした時代の傾向を敏感に取り入れた作品がイタリア映画界を席巻する。彼らが異議を申し立てたのは、旧態然とした政治であり、宗教であり、社会階級であり、そして家族だったのだ。 『ポケットの中の握り拳』で家族を崩壊に導いたのは伝統的な家族制度、『テオレマ』ではセックスがブルジョワ家庭の空虚な仮面を剥がしたわけだが、本作でエウジェニアの家庭を破壊するのは若さである。若さゆえに気まぐれで魅力的で残酷な少女たち。そして、若さへの憧憬から道を踏み外してしまう父親エミリオ、若さへの嫉妬と渇望から狂っていく母親エリザ。そういう意味では、ヴィスコンティの『ベニスに死す』(’71)を彷彿させるものもあると言えるかもしれない。 監督は『楡の木陰の愛』(’75)でも知られるジャンルイジ・カルデローネ。一歩間違えるとただのソフトポルノ映画になりかねない題材を、まるでマウロ・ボロニーニやジュゼッペ・パトローニ・グリッフィの文芸エロスかのごとく、官能的で背徳的でありながら繊細で美しく上品な青春残酷物語として仕上げている。ヴィスコンティ映画の撮影監督としても有名なアルマンド・ナヌッツィによる瑞々しい映像美、モリコーネやロータと並ぶイタリア映画界のマエストロ、ピエロ・ピッチョーニの手がけた華麗な音楽スコアも素晴らしい。主演女優の魅力も然ることながら、映画作品としても紛れもない一級品だ。 当時まだ19歳だったオルネラ・ムーティ。初期の『シシリアの恋人』(’70)や『ふたりだけの恋の島』(’71)もそうだが、彼女は怒りや不満、欲望など沸々としたものを内に秘めた、物静かながらも情熱的なイタリア女性を演じさせたら右に出る者のない存在だ。その個性はカルディナーレにも通じるものがあると言えよう。本作のエウジェニア役もまさにその延長線上だ。恐らく彼女は決して父親に恋心を抱いているわけではないし、当然ながら性的な欲望を感じているわけでもない。若さゆえの心理的な衝動が彼女を突き動かすのであり、それが何なのかは本人も分かっていないはずだ。そんな少女の複雑な危うさを演じて見事である。 一方のニコラ役を演じているエレオノラ・ジョルジは、日本では恐らくアルジェントの『インフェルノ』(’80)くらいでしか知られていないかもしれない。なにしろ、出演作の大半が日本だと劇場未公開なので仕方ないのだが、’70~’80年代のイタリア映画界ではグロリア・グイダやモニカ・ゲリトーレなどと並ぶ売れっ子スター女優の一人だった。父親は映画プロデューサー。本作の当時は21歳。少女のようなあどけなさと豊満な肉体のアンバランスが魅力で、本作でもそれが大きな武器となっている。 また、本作で見逃せないのは母親エリザ役の大女優ヴァレンティナ・コルテーゼの存在だ。ファシスト政権末期のイタリア映画界でお姫様女優として活躍し、戦後はルイジ・ザンパやミケランジェロ・アントニオーニら巨匠にも愛され、一時はハリウッド映画でも活躍した。トリュフォーの『アメリカの夜』(’73)では落ちぶれたスター女優を演じてアカデミー助演女優賞候補となり、『オリエント急行殺人事件』で受賞したイングリッド・バーグマンが“本来ならあなたが受け取るべきよ”と会場にいたコルテーゼへ賛辞を贈ったのは有名な話。若かりし頃の彼女は、まるで中世ヨーロッパの貴婦人画から抜け出てきたような美女だったが、本作の当時もその美貌は十分に片鱗をとどめており、だからこそ失われてしまった若さを渇望し、老いゆく自分が夫から愛されているのかどうか自信を持てず、その不安から精神を病んでいくエリザを演じてすこぶる説得力があるのだ。 なお、父親エミリオを演じているのはアントニオーニの傑作『情事』(’60)で有名な伊達男俳優ガブリエル・フェルゼッッティ。迷子になったエリザの愛犬を拾ってくる肉屋の丁稚役として、パゾリーニ映画の常連だった二ネット・ダヴォリも顔を出している。 【こんな百合シーン本編に無い!サービス宣材写真館】 ■ @REWIND 1975 P.A.C. Produzioni Atlas Consorziate1975 e REWIND FILM 2000.
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PROGRAM/放送作品
(吹)SAFE/セイフ
孤高の男ジェイソン・ステイサムが少女を守るため激闘!銃撃戦、カーチェイスと壮絶アクション満載!
生身のアクションを持ち味とするジェイソン・ステイサムが、鉄拳、銃撃戦、カーチェイスとノンストップで大暴れ。マフィアに妻を殺された主人公の絶望と深い悲しみを“男泣き”で魅せるステイサムの演技が新鮮。
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COLUMN/コラム2016.10.14
11.26(土)公開『ブルーに生まれついて』。奇跡のようなラスト5分間に凝縮されたチェット・ベイカーの光と影
伝記映画というのは何かと難しい。歴史上の有名人を描くにあたっては、その人物に興味を持つ一定の客層を引きつけることができる反面、そうでない大多数の映画ファンにそっぽを向かれかねない。しかもその人物のプロフィールや時代背景などに詳しい層からは、史実にどれだけ忠実であるか、重要なエピソードは抜け落ちていないかと、厳しいチェックを受けるはめになる。かといって、いろんなタイプの観客にくまなく目配せした伝記映画が面白くなるとは限らない。たいして記憶に残らない“あたりさわりのない映画”や“よくまとまった映画”が出来上がるのがオチだろう。伝記映画の作り手には、ある種の開き直りと覚悟が必要だ。重箱の隅をつつくような詮索や批判などお構いなしに、描こうとする人物の本質を大胆かつ繊細なアプローチで追求し、観る者の胸に響く映画をめざすほかはない。 カナダのロバート・バドロー監督がどのような覚悟を胸に秘めてメガホンを執ったかは不明だが、彼が撮り上げたチェット・ベイカーの伝記映画『ブルーに生まれついて』は、これを読んでいるあなたががジャズ好きだろうがそうでなかろうが、これぞ必見と断言したくなる感動的な映画に仕上がっている。黒人ミュージシャンたちの独壇場だった1950年代のジャズ・シーンに、トランペットで奏でる甘美な音色と女性のような歌声で新風を吹き込み、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇ったチェット・ベイカー。ところが“ジャズ界のジェームス・ディーン”とも呼ばれたこの白人トランペッターは、幾度となくドラッグ絡みの問題を起こし、1988年にアムステルダムのホテルで謎めいた転落死を遂げた。 バドロー監督はチェット・ベイカーの波乱に満ちた生涯を時系列に沿ってたどり“天才ミュージシャンの栄光と転落”を映画化するという手堅い選択を避け、ベイカーがスポットライトから遠ざかった1960年代の低迷期に光をあてた。ドラッグ売人の手先から惨たらしい暴行を受け、もともと1本欠けていた前歯を全部失うというトランペット奏者としては致命的な大怪我を負ったどん底時代。キャリア絶頂期の1950年代についてはモノクロのフラッシュバックをわずかに挿入するにとどめ、女優の卵である恋人の黒人女性ジェーンに支えられて生きるチェット・ベイカーが、かろうじてトランペットを手放さずに険しい復活への道を模索する様を描き出す。 要するに私たち観客は、女とドラッグに依存するダメ男の挫折の日々を執拗に見せられるはめになるのだが、うんざりするどころか不思議と目が離せなくなる。ハードボイルドとは真逆のメロウな映像世界を見続けているうちに、人間的には欠陥だらけで無力な存在でありながら、天賦の才能に恵まれ、音楽への並外れた情熱を抱き続けたチェット・ベイカーの二面性が、静かな迫力とともに浮かび上がってくるからだ。本作にはたびたびウエストコーストの浜辺でトランペットを吹き、最愛の女性と無邪気に戯れる主人公の姿が、青みがかったモノトーンの映像で挿入される。それは現実世界で心身共にずたずたに傷ついた男のはかない心象風景=夢のイメージに他ならない。確実に破滅への道を転がり落ちながら、そんなにもロマンチックでセンチメンタルな夢想を抱き続けたチェット・ベイカーが、どうしようもなく切なくて愛すべき人物に見えてくる。 そしてこの映画は、主演俳優イーサン・ホークの存在なくしては成り立たなかった。もともとホークは人間の弱い部分を表現することに長けた俳優だが、本作のそれはキャリア最高の演技と言っても過言ではない。年を重ねても失われない持ち前のナイーヴな存在感を自然な佇まいでさらけ出し、ことさら熱演することもなく稀代のロマンティスト、チェット・ベイカーになりきっている。劇中ではトランペットを特訓した成果を披露するとともに、歌唱力の巧拙さえも超越した甘く味わい深い歌声も聴かせてくれる。 チェット・ベイカーの誰にも真似のできない独特の音色と歌声は天使に例えられたというが、クライマックスではその天使のような男が悪魔に魂を売るかどうかの重大な選択を迫られる。それはチェット・ベイカーが再起を懸け、ニューヨークの名門クラブ“バードランド”のステージに立つ直前の楽屋でのシーン。詳しくは観てのお楽しみだが、本作のラスト5分間でイーサン・ホークが見せる渾身の演技には、チェット・ベイカーという人物の光と影が見事に凝縮されている。 さらに言うなら、この奇跡的なクライマックスを目の当たりにした観客は、チェット・ベイカーの伝記映画を観に来たことさえ忘れ、一瞬の夢のような輝きを放つひとりの男の姿に胸を打たれずにいられないだろう。ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、傷だらけのロマンティストにふさわしい壮絶にして崇高なサッドエンドがそこにある。■ 出演:イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』 カルメン・イジョゴ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 カラム・キース・レニー監督・脚本:ロバート・バドロー("The Death of Chet Baker")サウンドトラック:ワーナーミュージック・ジャパン 配給:ポニーキャニオン/宣伝:ミラクルヴォイス2015年度作品/英語/カラー/アメリカ・カナダ・イギリス合作映画/上映時間:97分原題:「BORN TO BE BLUE」 ©2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
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PROGRAM/放送作品
(吹)エクスペンダブルズ2
[PG12]シュワ、ブルース本格参戦!さらにチャック・ノリスも!80’sアクション・スター大進撃
前作で豪華競演した新旧アクション・スターが再集結し、さらに悪役としてジャン=クロード・ヴァン・ダムが新参戦。前作では顔見せ程度だったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーが大活躍する。
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COLUMN/コラム2016.10.08
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2016年11月】うず潮
元米大統領ビル・クリントンの選挙戦をモデルにした、ベストセラー小説「プライマリー☆カラーズ 小説大統領選」を『心の旅』の監督マイク・ニコルズが映画化。天才的な握手と笑顔を武器に選挙戦に臨む州知事とその妻、スタッフたちの奮闘ぶりを描く政治コメディ。女たらしの州知事を男の色気たっぷりにジョン・トラヴォルタが演じ、政治家の妻の表裏をエマ・トンプソンがシニカルに好演。選挙中に発覚するスキャンダルを揉み消す敏腕スタッフ役のキャシー・ベイツの怪演ぶりはお見事の一言。 ここまでやる?と思わずつぶやいてしまう、米大統領選の過酷な舞台裏を垣間見られる作品なので、米大統領選真っ只中の11月に是非見てほしい1本。また、ザ・シネマでは、ケネディが暗殺された11/22に、この事件をテーマにした『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』も放送します。こちらも是非ご覧ください。 ©TOHO-TOWA