COLUMN & NEWS
コラム・ニュース一覧
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COLUMN/コラム2012.05.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年6月】銀輪次郎
ひげもじゃのシルヴェスター・スタローンが警官に扮し、国際的なテロリストに立ち向かうクライムサスペンスムービー。アクションシーンは全てスタローン自身がこなしたと言われており、走る地下鉄への飛び乗りシーン(スピードが結構速い!)や、空中に静止するゴンドラへ引き上げられるシーン(イーストリバーの遙か上空!)は、おもわず感嘆の声を上げてしまいます。シルベスターの元妻役には「地上最強の美女!バイオニック・ジェミー」のジェミー役でお馴染みのリンゼイ・ワグナーが出演!リンゼイファンにも嬉しい一作です。(ただ残念ながら、本作ではバイオニック・パワーは全く登場しません。ご了承下さい。) © 1981 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.
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NEWS/ニュース2012.05.09
映画『ローマの休日』と、舞台版『ローマの休日』
映画『ローマの休日』を今月、ザ・シネマで放送中です。私も10代で初めて見てから今に至るまで、映画館で、ビデオで、テレビでと、何回も見てきた大好きな作品ですが、やっと念願かなってザ・シネマでお届けすることができました。様々な年代の視聴者の皆様からのメッセージも多数いただき、改めてこの作品が時代を越えて愛される永遠の名作であることを感じております。この放送に合わせて、ザ・シネマHPではオードリー・ヘップバーンに捧げられた香水など関連プレゼント・キャンペーンを実施中です。楽しいコラム記事もありますのでぜひ覗いてみてくださいこの舞台に出演する吉田栄作さん、秋元才加さんから、ザ・シネマにメッセージが届きました。 ■吉田栄作 映画『ローマの休日』の原作が、オフブロードウェイの舞台作品であったら・・・という発想で台本が書かれたと聞きました。そこには、レッドパージでハリウッドを追われた作者ダルトン・トランボの影がジョー・ブラッドレーの中に、そして、アン王女の中には、オードリー・ヘップバーン自身の「平和への想い」が投影されています。舞台を観た後に、映画を見直せば、きっと新たな発見と、感動があるはずです。 ■秋元才加(AKB48) 先日、映画が日本で公開され58年経ったとお聞きしました。この舞台をきっかけに映画を初めてきちんと観たのですが…今も変わらない輝きと新鮮さに驚かされました。オードリーが演じたアン王女。女性だけでなく、男性までも、誰もが憧れるオードリーの役をやらせて頂くのはプレッシャーもありますが光栄な事だと感じております。映画より一人一人の人物像や作者を深く描写している部分、また、映画をそのまま再現している部分、見応え抜群の舞台、「ローマの休日」是非皆様に観て頂きたいです!舞台版『ローマの休日』は「『ローマの休日』という映画はオフブロードウェイで上演していた舞台を映画化した作品だったら・・・」という発想から作成した作品で、映画の良さはそのままに、人物像はもっとくっきりと浮かび上がった作品です。今でも不朽の名作として愛されている『ローマの休日』。映画をご覧になったお客様もぜひ舞台をお楽しみ下さい。■
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COLUMN/コラム2012.04.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年5月】招きネコ
個人的な話で申し訳ないのですが、この作品が封切られた子供時代、全く映画を見ない私の父に「映画館に一緒に行こう」と誘われたことが「エエッ!?」と幼心に強烈でした。それくらい、世の中は「ジョーズ」大ヒットで、普段映画を見ない老若男女が映画館に押し寄せていました。でも、私はせっかくの誘いをコワイ映画が苦手でお断りし、それ以来、現在に至るまで父と一緒に映画を見たことはありません。そして、成長した私は、必ず見るべき映画として鑑賞したのですが、人食いザメがコワイのなんの、数日よく眠れない夜を過ごしました。小さい子供には見せちゃいけません、特に海水浴前夜になど・・・。それくらい、ジワジワくる話の盛り上げ、模型のサメと実写のサメの編集、そして音楽が心臓に悪いんです。これは、一種、ジェット・コースターのようなものなのかもしれません、わかっててコワイ目に遭いたいという・・・そういう意味で、何度でも楽しめる、娯楽映画として満点です。 © 1975 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2012.04.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年5月】山田
名作童話「ピーター・パン」の後日談を描くスティーヴン・スピルバーグ監督の実写ファンタジー。公開当時は評論家たちには酷評され、どうやら巷でも「スピルバーグの最大の汚点」などとメタクソに叩かれているらしい本作。恐らく小学校低学年の頃、キャストや監督など一切無視して観たこの映画。完全に幼心を掴まれました。いい記憶しかありません。ストーリーからセットからキャラクターから音楽まで。どれをとっても最高のファンタジーであると、大人になった今でも全力で楽しむことが出来ますと、胸を張って言い切れます。思い出補正ではありません。やれしょうもないだのくだらないだのと、あまり物事を斜めから見すぎると、劇中のピーター・バニングのようになってしまいます。 Copyright © 1991 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2012.04.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年5月】飯森盛良
ひょんなことから赤ちゃんを育てるハメになった男3人独身貴族のドタバタ育児っぷりを描くハートウォーミング・コメディ。話として面白い良い映画なのはもちろん、独身貴族3人がルームシェアしてるNYのペントハウスのインテリアが素敵すぎる!ワタクシ、商売柄、当然インテリアのアイデア・ソース(つまりパクり元)にしてるのは洋画なのですが、これは究極にして永遠のお手本!! この20年間、インスピレーション得ようと定期的に見返すという、単なる映画を超えた付き合い方をしている人生の1本なのであります。あまりにも好きすぎて、ワタクシが最初に見てハマった懐かしのTV版吹き替えバージョンでも、この度お届けすることにしました!霊の姿を探しながらインテリアにもご注目ください。 © Touchstone Pictures. All rights reserved
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COLUMN/コラム2012.04.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年5月】銀輪次郎
冒頭オープニングのテーマ曲から強烈。何だかこれからとんでもないことが起こるのではないかと思わせる荒々しいバイオリンの旋律に、手のひらがじわっと汗ばんでくるのは気のせいでしょうか。それはさておき、物語は会社のお金を横領したOLのマリオンがベイツ・モーテルに滞在することから始まります。かの有名なシャワーシーンもこのモーテルでの出来事。随所に光るヒッチコックの映像と音楽の演出手腕に、文字通りびっくりさせられる作品です。ヒッチコック恒例のカメオ出演は作品冒頭、マリオンが事務所に戻ってくるシーン。窓越しに一瞬登場しますので、こちらもお見逃しなく! © 1960 Shamley Productions, Inc. Renewed 1988 by Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2012.04.01
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年4月】銀輪次郎
撮影4年半、ロケ地200ヶ所。いつ現れるか分からない“海の俳優”たちを追いかけた究極の海洋映像ドキュメンタリー。胸踊る興奮の映像もさることながら、その映像を表現したサウンドトラックが秀逸な本作。なんと、世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が始めて映画音楽を引き受けたのが、この「ディープ・ブルー」です。少しボリュームを大きめにして、波の音とオーケストラの心地良いハーモニーを楽しんでみてはいかがでしょうか。 © BBC Worldwide 2003
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COLUMN/コラム2012.04.01
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年4月】飯森盛良
『インディ・ジョーンズ』123シリーズ一挙放送【4月放送日】14日一挙放送やります。 なので、お楽しみに!吹き替えでもやります。今回やるのは村井国夫バージョンのノーカット旧ビデオ版です。ただ、やはり「TV吹き替えノスタルジア」を声高に謳ってきたザ・シネマです。カットされてる/されてないより懐かしさ優先のマニアックな皆様からは「TV版やれよ!」というお叱りはいただくことになるでしょう。「トートが『あ~キモチいい』って言うレイダースやって」「ショーティーの声は悟空じゃなくてルフィだろ!」「親爺がなんで若山弦蔵じゃないんだよ!」etc…お気持ち、よ~く解っておりますぞ。見たいですよねぇ。懐かしいですよねぇTV版吹き替え。もうしばらくお待ちください。夏までには何とか。引き続き、乞うご期待。 © 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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COLUMN/コラム2012.04.01
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年4月】山田
「いい人役」をやらせたらピカイチ、あのデンゼル・ワシントンが、ダーティすぎる悪徳刑事を凄みたっぷり、恐すぎる迫力で演じ、見事アカデミー主演男優賞に輝いた刑事ドラマ。ブリンブリンな服を身にまとい、本編を通して、「これでもか」のえげつない演技を見せてくれるものの、ふとしたときに出てしまう、あの「いい人オーラ」は隠しようがありません。対するは、男前だがいつもどこか間の抜けている表情のイーサン・ホーク。いかにも新米な雰囲気を醸し出しつつ、全力で振り回される演技(?)を見せ付けてくれる。話自体もテンポよく飽きのこない展開であるが、何よりキャスティングが素晴らしいなと思います。 TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
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COLUMN/コラム2012.04.01
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年4月】招きネコ
大好きな「冒険者たち」のロベール・アンリコ監督とリノ・バンチュラのコンビ作というだけでワクワクだったこの作品、その期待を裏切らない「映画愛」に満ちた快作です。1920年代、カリブ海の密輸船のイカツイ船長が映画館で銀幕の中の女優に惚れて、彼女の出演作を求めてカリブ海の島々の映画館をハシゴ(?)し、ついには本物の彼女と偶然出会い恋をするというなんとも可愛らしいおとぎ話。そして無骨だけどやさしい船長にリノ・バンチュラ、女優にブリジット・バルドーというおとぎ話に説得力を持たせてしまう最高のキャスティング。監督がサイレント喜劇、西部劇、ギャング映画、メロドラマなど、古き良きハリウッド映画に捧げるオマージュもこの映画の見どころのひとつです。映画ってホントにいいものですね。 © 1971 Gaumont - Parma Films - Mercurio Films - Rizzoli Films